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ドル円午前の為替予想、米国債が最高位から格下げでドル急落!相場への影響範囲は!? 2023/8/2


午前の為替予想は… 高値圏から急反落 米格下げの影響見きわめへ

作成日時 :2023年8月2日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

141.800-143.700円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は7月7日以来の143円台へと続伸。日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)の柔軟化を決めた前週末から続く円売りに加え、米長期金利の上昇を背景とするドル買いも入った。米7月ISM製造業景況指数や米6月JOLT求人件数は予想を僅かに下回ったが、米景気の底堅さが示されたと受け止められ143.55円前後までドル高・円安が進んだ。
ただ、NY市場終了後に格付け会社フィッチが米国の外貨建て長期債格付けを最上位の「AAA」から「AA+」に引き下げたことで、東京市場オープン直後142.60円台へとドルが下落。本日は、フィッチによる米国債格下げの影響を見きわめる展開となろう。格下げ直後の市場反応はドル安・米株先物安で、これから始まる時間外の米国債やアジア株の動きにも注目が集まりそうだ。格下げによる米国債売りで長期金利が上昇してもドル/円のサポートにはなりにくいと見られ、株安が進めば円買い主導でドル/円の下落につながる可能性もある。
一方で、米国債や世界の株価に大きな変動がなければ、足元のドル高・円安の流れが続くことも考えられる。本日のドル/円は米格下げに対する各市場の反応を睨みつつ神経質な相場展開となりそうだ。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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