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FX/為替「ドル/円、140円台の上値抵抗を再確認 下値支持は138円台前半」 外為どっとコム トゥデイ 2023年6月6日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年6月6日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼5日(月)の為替相場
(1):財新サービス業PMIは上昇
(2):ユーロ圏PPI 低下幅拡大
(3):ISM非製造業を受けてドル売り強まる

▼5日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:下値リスクを意識/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

5日(月)の為替相場


期間:5日(月)午前7時00分~6日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):財新サービス業PMIは上昇

中国5月財新サービス業PMIは57.1と市場予想(55.2)に反して前月の56.4から上昇。新規受注が好調だった。

(2):ユーロ圏PPI 低下幅拡大

ユーロ圏4月生産者物価指数は前月比-3.2%、前年比+1.0%となり、前月比では低下幅が拡大(3月-1.3%)、前年比の伸び率は大幅に鈍化した(3月+5.5%)。なお、その後欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は「基調的なインフレ圧力は依然として高い」「賃金圧力はさらに強まった」「基調インフレがピークに達したという明確な証拠はない」などとの見解を示した。

(3):ISM非製造業を受けてドル売り強まる

米5月ISM非製造業景況指数は50.3と市場予想(52.4)に反して前月の51.9から低下。構成指数の仕入価格が59.6から56.2へ低下したほか、雇用や新規受注も低下した。米国の景気減速が意識され長期金利が低下するとドル売りが強まった。

5日(月)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:下値リスクを意識

昨日のドル/円は米5月ISM非製造業景況指数の低下を受けて反落した。欧州タイムに140.45円前後まで強含んだが、米5月ISM非製造業景況指数が50.3と市場予想の52.4を下回ると139.25円前後まで急落。終値は、米5月雇用統計を受けて上昇した前週末に比べ約0.3%安い139.57円前後だった。
米5月ISM非製造業景況指数は構成指数の支払価格や新規受注、雇用などが軒並み低下しており、米金利先物市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が6月に続き7月も利上げを見送るとの見方がやや増加した。

本日のドル/円は、140円台の上値の重さをあらためて確認したことで139円台中心の値動きが見込まれる。ただ、強力な下値支持は1日安値(138.39円前後)と20日移動平均線(138.30円前後)が重なる138円台前半まで見当たらないだけに、下値リスクがいくぶん意識されそうだ。

注目の経済指標:RBA政策金利

注目のイベント:特になし

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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