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FX/為替「ドル/円、海外休暇中の米雇用統計に注目」 外為どっとコム トゥデイ 2023年4月7日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年4月7日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼6日(木)の為替相場
(1):豪貿易収支は予想を上回る黒字
(2):独鉱工業生産は予想に反して増加
(3):米新規失業保険発表後に乱高下

▼6日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:海外休暇中の米雇用統計に注目/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

6日(木)の為替相場

6日(木)の為替相場期間:6日(木)午前6時10分~7日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪貿易収支は予想を上回る黒字

豪2月貿易収支は138.7億豪ドルの黒字となり、黒字額は市場予想(112.23億豪ドル)を上回った。輸入額が前月比で9%減少したことが上振れ要因となった。その後に発表された中国3月財新サービス業PMIは57.8と予想(55.0)を上回り、2020年11月以来の高水準を記録した。

(2):独鉱工業生産は予想に反して増加

独2月鉱工業生産は前月比+2.0%と市場予想(-0.1%)に反して増加。前月(+3.7%)に続いて高い伸びとなった。

(3):米新規失業保険発表後に乱高下

米新規失業保険申請件数は22.8万件と市場予想(20.0万件)を上回った。これを受けて一時ドル売りに傾いたが、発表元の米労働省が季節調整の手法を変更したと発表したことがわかると急速に買い戻された。季節調整の変更で前週の件数が19.8万件から24.6万件へ修正された結果、前週比では減少した。なお、これより前に発表された米3月チャレンジャー人員削減数は8.97万人となり前月の7.78万人から増加。前年比では+319.4%と前月(+410.1%)ほどではないものの高水準を維持した。

6日(木)の株・債券・商品市場

6日(木)の株・債券・商品市場

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

予想レンジ

ドル/円の見通し:海外休暇中の米雇用統計に注目

昨日のドル/円は131円台後半へと持ち直す展開。130.78円前後まで売りが先行したが、海外市場では131.90円前後まで反発した。イースター(復活祭)を前に持ち高調整と見られる買いが断続的に入った。

海外勢の多くはグッドフライデー(聖金曜日)の本日から4連休に入る。そうした中でもNY市場では米3月雇用統計が発表される。市場には米国の景気後退(リセッション)懸念がくすぶっており、米連邦準備制度理事会(FRB)は次回5月会合で利上げを見送るとの見方が優勢になりつつある。それだけに米3月雇用統計の結果が注目される。とはいえ、市場参加者が極端に少ない中で発表される雇用統計がドル/円相場にどの程度の影響を及ぼすかは読みにくい。主要項目が市場予想(非農業部門雇用者数23.0万人増、失業率3.6%、平均時給前年比+4.3%など)から乖離した場合は想定以上に変動幅が広がる可能性もある。一方で、予想の範囲内の結果であればほとんど反応しないことも考えられる。いずれにしても、米債市場が短縮取引を終えるNY午後に入れば値動きは極端に鈍る公算が大きい。

注目の経済指標:米3月雇用統計

注目の経済指標

注目のイベント:特になし

特になし

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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