2023年4月7日
【ドル/円】:上値余地が限られる可能性。突っ込み売りにも注意。
ドル円は、前日の寄せ線を包んだ形の陽線で終えています。単体では上昇余力の強いものではなく、また、上値も切り下げていますが、日足の下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。 133.00超えで終えれば下値リスクがやや後退、133.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は短期トレンドが変化して上値余地がもう一段拡がり易くなります。逆に130.70以下で終えた場合は下値リスクが点灯、130.00を割り込んで終えた場合は新たな下落トレンド入りの可能性が点灯します。 今日は日本時間21時30分に米雇用統計の発表があり、日中は様子見となりそうです。市場予想は失業率3.6% 非農業部門就業者数+239千人、平均時給(前年同月比+4.3%となっています。 ドル買いは、131.10-20の押し目待ちとします。損切りは130.40で撤退です。売りは132.50-60まで引きつけて。損切りは133.10で撤退です。 日足の上値抵抗は132.50-60,133.00-10,133.50-60に、下値抵抗は131.00-00,130.50-60,130.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地が限られる可能性。145円台を回復して引ければ下値リスクが後退。
ユーロ/円は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに高値圏で引ける陽線で切り返しています。上値トライの可能性に繋げていますが、145円台に実体を乗せて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見です。売りは144.00-10で戻り売り。損切りは144.90で撤退です。上値抵抗は143.80-90,144.00-10,144.40-50,144.80-90に、下値抵抗は143.40-50,142.90-00,142.00-10にあります。145円台に乗せて終えれば下値リスクが後退、145.50超えで終えれば一段の上昇へ。逆に、可能性がまだ低いと見ますが140円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じます。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小反発。上昇エネルギーの強いものではないので大幅続伸にも繋がり難いと見られますが、トレンドの変化が認められないので、押し目買い方針継続です。買いは1.0880-90で再度押し目買い。損切りは1.0850で浅めに撤退です。売りは様子見か、1.1000-10の戻りがあれば売り向かい。損切りは1.1050で撤退です。上値抵抗は1.0960-70,1.1000-10,1.1030-40に、下値抵抗は1.0880-90,1.0830-40,1.0800-10にあります。1.1050超えで終えれば一段の上昇へ。逆に1.0750を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。
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