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FX/為替「ドル/円3日続落 米重要指標軒並み悪化で景気後退懸念強まる」 外為どっとコム トゥデイ 2023年4月6日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年4月6日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼5日(水)の為替相場
(1):RBNZ 予想外の大幅利上げ
(2):ADP雇用統計 予想・前月を下回る
(3):ISM非製造業景況指数 大きく低下
(4):米2年債利回りが持ち直し ショートカバー

▼5日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:上値の重い展開/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

5日(水)の為替相場


期間:5日(水)午前6時10分~6日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBNZ 予想外の大幅利上げ

NZ中銀(RBNZ)が予想外に50bp(0.50%ポイント)の大幅利上げを決めたことでNZドルが急伸するとつれて豪ドルにも買いが入った。しかし、前日に利上げの一時停止を決めた豪中銀(RBA)とのスタンスの違いが意識されて豪ドル/NZドルが急落したため、次第に豪ドル/円も上値が重くなった。その後、ロウRBA総裁は「4月の金利据え置きは利上げが終了したことを意味するものではない」と発言した。

(2):ADP雇用統計 予想・前月を下回る

米3月ADP全国雇用者数は14.5万人増にとどまり、市場予想(21.0万人増)および前月(26.1万人増)を下回った。

(3):ISM非製造業景況指数 大きく低下

米3月ISM非製造業景況指数は51.2となり、前月の55.1から大きく低下。市場予想の54.4も下回った。景況感の分岐点とされる50.0は上回ったものの、新規受注、仕入価格、雇用などの主要構成指数が軒並み低下しており、これまで米経済を支えてきたサービス部門でも減速感が強まった。これを受けてドル/円は130.58円前後まで下値を拡大。

(4):米2年債利回りが持ち直し ショートカバー

米3月ISM非製造業景況指数の下振れを受けて3.6%台に低下していた米2年債利回りが3.8%付近まで持ち直すとドル/円に買戻しが入った。翌日の米3月雇用統計を前にショートカバーの動きが出たと見られる。クロス円もドル/円につれてやや持ち直した。

5日(水)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:上値の重い展開

昨日のドル/円は130円台へと続落。131.84円前後を高値に上値の重い展開となり、米3月ADP全国雇用者数の鈍化を受けて130円台に差し込んだ。さらに米3月ISM非製造業景況指数も予想を下回ると130.58円前後まで下値を拡大。NY市場後半はショートカバーが優勢となったが131円台前半で伸び悩み3日続落となった。

4月に入り米主要経済指標が軒並み悪化したことで、景気後退(リセッション)を巡る懸念が高まっている。米長期金利の大幅な上昇は期待しづらい局面で、ドル/円は本日も上値の重い展開が続きそうだ。なお、本日のNY市場では明日の米3月雇用統計を前に米3月チャレンジャー人員削減数と前週分の新規失業保険申請件数が発表される。

注目の経済指標:米新規失業保険申請件数

注目のイベント:米要人発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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