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ヘッジファンドの動向は?「円ネットショート減少」【最新IMMポジション】2023/3/27

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート減少】
3月21日時点で円のポジションは、ドルに対して6.6万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが多く取り崩されたことで、ネットショートは前週から0.8万枚減少。
期間中のドル/円相場は、世界的な金融不安への影響からリスク回避ムードが高まり一時130円台へと下落。
金融不安が米地銀からスイス大手銀行へと飛び火する中、投機筋の円売り解消の動きがドル/円の下落に拍車をかけた可能性がある。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
3月21日時点でユーロのポジションは、ドルに対して14.5万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットロングは前週から0.5万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、米長期金利の急低下を受けたドル安主導の動きとなり1.0789ドル前後へと上昇。
そのような相場展開の中、一部の投機筋がユーロ売りポジションの解消に動いたと見られる。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート増加】
3月21日時点でポンドのポジションは、ドルに対して2.0万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングの取り崩しによってネットショートは前週から0.3万枚増加。
期間中のポンド/ドル相場は、ドル安主導の動きとなり1.2285ドル前後へと上昇。
欧米で金融システムを巡る先行き不透明感が広がる中、投機筋はポンド買いポジションの一部を手仕舞うことで利益確定を優先させたようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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