豪ドル/円 今日の見通し「日銀が金融政策を変更??豪ドルへの影響は?」2022/12/20

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・原油価格は続伸。中国経済の正常化期待や、ドイツのIFO企業景況感指数が予想を上回る改善となったことなどが需要回復期待に繋がった。一時1バレル=76ドル台まで上昇した(12月19日)。

・豪11月雇用統計で、雇用者数は6.4万人増加して市場予想(1.9万人増)を大幅に上回った。失業率は3.4%で前月と変わらず。また、労働参加率は66.8%となった(12月15日)。

・12月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を3.10%とした。今後の利上げペースに関してはデータ次第とした。

・11月16日に発表された豪7-9月期賃金指数は前年比+3.1%と予想の+3.0%を上回り、4-6月期の+2.6%から伸びが加速した。

・11月15日にRBAが発表した議事要旨では、住宅市場の悪化を警戒しつつ、利上げ幅を0.25%に留めたことが明らかになった。

今日のメインシナリオ

日銀が金融政策を変更??豪ドルへの影響は?

本日は12月6日に開催されたRBA金融政策会合の議事要旨が公表される。豪11月月次CPIが予想外の低下を示していたことや、小売売上高が悪化したことなどをRBAがどう評価しているのか。今後の利上げのペースなどに言及があったのか確認したい。

昨日はドイツの経済指標が改善していたことが豪ドルの支えとなった。一方で、米国では金融引き締めが長期化するとの懸念から株価の上値が重い状況が続いている。引き続き欧米経済指標の結果を受けた株価動向が豪ドル相場を主導することになりそうだ。

本日は日銀金融政策決定会合が予定されている。市場は金融政策の据え置きを予想している。これまでの経緯を考えると、金融政策に変更はなさそうだ。先週末に「来年4月以降に金融政策の見直しが行われるのでは?」との憶測が報道された。日銀金融政策決定会合の後に予定されている黒田総裁の記者会見でこれらについての質問がありそうだ。ただ、この憶測は黒田総裁退任後の話であるため明確な回答はないと考えている。しかし、言葉尻を捉えて為替市場が想定外の動きをする可能性もゼロではない。特にクリスマス休暇、年末を控えて市場参加者が減少している状況である。一応注意しておきたい。

個別の想定シナリオ

■欧米経済指標が予想を下振れる
⇒欧米経済の景気悪化懸念が高まる
⇒欧米の株価が下落
⇒豪ドルはリスク心理に敏感
⇒豪ドルは売られる

チャート分析

今後の注目材料

世界的な株価動向 
欧米の経済指標

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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