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FX/為替予想「注目は日銀に移る!日銀が緩和姿勢継続でも豪ドル円の上値は限定的?」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/9/22

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、相場情報発信中!

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は続落。ウクライナを巡る地政学リスクが意識され、一時1バレル=86ドル台まで上昇した。しかし米エネルギー省(EIA)の発表する週間石油在庫で原油、ガソリンが予想外の積み増し(増加)となったこと、主要国の大幅利上げが景気減速に繋がるとの警戒感が広がったことから、1バレル=82ドル台まで下落した(9月21日)。

・8月分の豪雇用者数は3.35万人増と予想の3.5万人増を下回る。失業率は3.5%に上昇したが、労働参加率が66.6%(前月66.4%)に上昇した(9月15日)。

・9月6日の豪準備銀行(RBA)理事会で政策金利は市場予想通り0.50%の利上げが発表された。政策金利を2.35%とした。声明内容に大きな変更はなく、次回以降も大幅利上げの可能性は残した。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調さを維持している(8月17日)。

・7月27日発表の豪2022年4-6月期消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

今日のメインシナリオ

注目は日銀に移る!日銀が緩和姿勢継続でも豪ドル円の上値は限定的?

昨日注目された、米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想を上回るタカ派的なドットチャート(政策金利見通し)だったことを受けて、景気減速懸念が再燃。株価や原油価格の下落を背景に豪ドルは売られる結果となった。
本日は日銀金融政策決定会合が予定されている。主要国が金融引き締めの度合いを強める中で、マイナス金利政策の継続とこれまでと変わらない姿勢を示せば、円売り材料となる。その場合は米ドル/円の上昇に引っ張られて豪ドル/円も上昇する可能性が高い。また、本日は英国やスイスなどの中央銀行が金融政策の発表を行う。主要国の痛みを伴う利上げ(経済を多少犠牲にしてでもインフレを止める)姿勢が確認されることで、世界経済の減速懸念に繋がり豪ドルにとっては売りの材料となる。これは日銀の緩和姿勢による円安を打ち消すかもしれない。こういった材料から見ると豪ドル/円の上値は限定的となりそうだ。

個別の想定シナリオ

■日銀が金融政策について、これまでと変わらない姿勢を示す
⇒日本と主要国の金融政策の差が材料視される
⇒日本円全面安
⇒豪ドル/円は上昇

チャート分析

今後の注目材料

昼頃 日銀金融政策決定会合
世界的な株価動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに晴れ。7時に豪ドル/円のRSIで買いシグナル点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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