▼USD/JPY 先週はFOMC議事要旨で利上げ姿勢が示され上昇。今週も物価指数などの経済指標が良ければ上昇か。予想レンジは128.200〜144.030
▼EUR/USD 米国長期金利が上昇しユーロドル下落。ウクライナ・ロシア問題の長期化懸念などによりユーロは買われにくい状況。予想レンジは0.9825〜1.0542
▼EUR/JPY ロシア・ウクライナ問題の長期化懸念などにより下落。短期移動平均線をサポートに反発か。予想レンジは133.830〜143.380
▼AUD/JPY 短期移動平均線で反発。今週は上昇を予想。予想レンジは88.410〜98.150
▼GBP/JPY 短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜けしようとしており下落に注意。予想レンジは159.480〜168.120
▼ZAR/JPY 短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜け。予想レンジは7.660〜8.460
▼TRY/JPY 短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは7.570〜8.180
▼MXN/JPY 3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは6.190〜7.100
USD/JPY
USD/JPY 週足の見通し:先週はFOMC議事要旨で利上げ姿勢が示され上昇。今週も物価指数などの経済指標が良ければ上昇か。予想レンジは128.200〜144.030
・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定。ドル高トレンド加速
・先週のドル円週足はFOMC議事要旨で利上げ姿勢が再確認されて上昇
・今週も物価指数などの経済指標が良ければ上昇か
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は7.916
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))128.200〜144.030
USD/JPY 日足の見通し:MACDがシグナルを下抜けしているので調整の兆し
・先週のドル円日足は堅調に推移しているもののMACDがシグナルを下抜け
・今週は調整に注意
USD/JPY サマリー
・先週はFOMC議事要旨で利上げ姿勢が示され上昇。今週も物価指数などの経済指標が良ければ上昇か。予想レンジは128.200〜144.030
EUR/USD
EUR/USD 週足の見通し:米国長期金利が上昇しユーロドル下落。ウクライナ・ロシア問題の長期化懸念などによりユーロは買われにくい状況。予想レンジは0.9825〜1.0542
・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドが継続
・先週のユーロドル週足は米国長期金利が上昇しユーロドル下落
・今週も下落継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.03586
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))0.98250〜1.05420
EUR/USD 日足の見通し:−2σラインをデッドクロス。売りサイン点灯
・先週のユーロドル日足は−2σラインをデッドクロス。売りサイン点灯
・今週も下落トレンド継続を予想
EUR/USD サマリー
・米国長期金利が上昇しユーロドル下落。ウクライナ・ロシア問題の長期化懸念などによりユーロは買われにくい状況。予想レンジは0.9825〜1.0542
EUR/JPY
EUR/JPY 週足の見通し:ロシア・ウクライナ問題の長期化懸念などにより下落。短期移動平均線をサポートに反発か。予想レンジは133.830〜143.380
・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足は短期移動平均線を一度下抜けするもその後反発
・今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.775
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))133.830〜143.380
EUR/JPY 日足の見通し:中期移動平均線をサポートに反発か
・先週のユーロ円日足は下落するも中期移動平均線をサポートに反発
・今週は上昇を予想
EUR/JPY サマリー
・ロシア・ウクライナ問題の長期化懸念などにより下落。短期移動平均線をサポートに反発か。予想レンジは133.830〜143.380
AUD/JPY
AUD/JPY 週足の見通し:短期移動平均線で反発。今週は上昇を予想。予想レンジは88.410〜98.150
・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は短期移動平均線で反発
・今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.872
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))88.410〜98.150
AUD/JPY 日足の見通し:短期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯
・先週の豪ドル円日足は短期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想
AUD/JPY サマリー
・短期移動平均線で反発。今週は上昇を予想。予想レンジは88.410〜98.150
GBP/JPY
GBP/JPY 週足の見通し:短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜けしようとしており下落に注意。予想レンジは159.480〜168.120
・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ(変動幅)が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は短期移動平均線を一度デッドクロス
・MACDもシグナルを下抜けしようとしており、今週は下落に注意
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.322
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))159.480〜168.120
GBP/JPY 日足の見通し:中期移動平均線を一度下抜け。今週も下げ目線か
・先週のポンド円日足は中期移動平均線を一度下抜け
・今週も下げ目線か
GBP/JPY サマリー
・短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜けしようとしており下落に注意。予想レンジは159.480〜168.120
ZAR/JPY
ZAR/JPY 週足の見通し:短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜け。予想レンジは7.660〜8.460
・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週の南アランド円週足は短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜け
・今週は下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.397
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))7.660〜8.460
ZAR/JPY 日足の見通し:中期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・先週の南アランド円日足は中期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週は下落を予想
ZAR/JPY サマリー
・短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜け。予想レンジは7.660〜8.460
TRY/JPY
TRY/JPY 週足の見通し:短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは7.570〜8.180
・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週は下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.303
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))7.570〜8.180
TRY/JPY 日足の見通し:短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・先週のトルコリラ円日足は短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週は下落を予想
TRY/JPY サマリー
・短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは7.570〜8.180
MXN/JPY
MXN/JPY 週足の見通し:3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは6.190〜7.100
・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が算出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は短期移動平均線をサポートに堅調に推移
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.457
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))6.190〜7.100
MXN/JPY 日足の見通し:短期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯
・先週のメキシコペソ円日足は短期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想
MXN/JPY サマリー
・3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは6.190〜7.100
株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。