指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
米ドル/円は135円前半へ低下。135.000円は個人の見方割れる
本日アジア時間からロンドン時間にかけての米ドル/円は上値の重い展開。グローバルな景気減速懸念、原油価格の下落、政府日銀による円買い介入への警戒心などが重なり、日本時間11過ぎに135.119円まで下落した。その後は、短期勢の買い戻しから下げ渋ったが、戻りを135.878円までに抑えられると、欧州勢が参入してくるとともに135.400円付近へ押し戻されている。
全体的に少額のオーダーが並び個人投資家は相変わらず、参入ポイントは状況次第と言ったところだが、節目の135.000円にはストップ売りオーダーと買いオーダーがほぼ同数量控えているのが印象的だ。個人投資家の間でも、同レベルは押し目のポイントとみるか、いったん売りに回るか意見が割れているよう様子だ。
※注文情報「米ドル/円」 1メモリ＝1,000,000通貨
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