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FX/為替「日銀『指値オペ』なら円安加速も」 外為トゥデイ 2022年3月25日号

外為トゥデイ

目次

▼24日(木)の為替相場
(1):ユーロPMI ウクライナ侵攻の大きな影響なし
(2):英PMI まちまちの結果
(3):米新規失業保険 52年半ぶりの低水準
(4):各会議 ロシアに対する声明発表

▼24日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:ドル高・円安の流れ続く

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

24日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20220325094406p:plain期間:24日(木)午前6時10分~25日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ユーロPMI ウクライナ侵攻の大きな影響なし

独3月製造業PMI・速報値は57.6、同サービス業PMI・速報値は55.0と、いずれも前月から低下したが市場予想(56.0、53.7)は上回った。その後に発表されたユーロ圏3月製造業PMI・速報値は57.0、同サービス業PMI・速報値は54.8とこちらも揃って予想(56.0、54.3)を上回った。ロシアによるウクライナ侵攻は、ユーロ圏の企業マインドに大きな影響を及ぼさなかった模様。

(2):英PMI まちまちの結果

英3月製造業PMI・速報値は55.5、同サービス業PMI・速報値は61.0だった(予想57.0、58.0)。製造業PMIは前月の58.0から低下した一方、サービス業PMIは前月の60.5から予想に反して上昇した。

(3):米新規失業保険 52年半ぶりの低水準

米新規失業保険申請件数は18.7万件と1969年9月以来の水準に減少。一方、米2月耐久財受注は前月比-2.2%と予想(-0.6%)を下回った。当初、ドルの反応は小さかったが労働力不足による賃金上昇が続くとの観測から米長期金利が上昇すると、次第にドル買いが優勢となった。

(4):各会議 ロシアに対する声明発表

先進7カ国(G7)は、ブリュッセルで緊急首脳会合を開き、ロシアによるウクライナの「軍事侵略」を非難する共同声明を採択した。「プーチン大統領らの責任を追及する」と名指しで強く糾弾するとともに「戦争犯罪の証拠収集」を支援すると明記。中国を念頭に、ロシアに侵略を継続するための支援を行わないよう警告した。G7首脳会議に先立ち行われた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議では、欧州東部を守る戦闘群を2倍に増やす事で合意。さらに、米国はじめ加盟国が協力し、ロシアがウクライナで生物・化学兵器を使用した場合に備える事で一致した。

24日(木)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:ドル高・円安の流れ続く

昨日のドル/円は6年3カ月ぶり高値へと続伸。米長期金利の上昇を背景に2015年12月以来の高値となる122.41円前後までドル高・円安が進んだ。米新規失業保険申請件数が52年半ぶりの水準に減少した事などから、次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げが行われるとの見方が強まっている。Fedウォッチによると、金利先物から算出した50bp(0.5%ポイント)の利上げ確率は70%を超えた。一方、日銀は大規模緩和を維持する姿勢を示している。

日米金融政策の方向性の違いを意識したドル高・円安の流れは本日も続きそうだ。なお、本邦長期金利も日銀の誘導目標の上限である0.25%に近付いている。日銀が長期金利の上昇抑制に向けて再び「指値オペ」を通告するかにも注目が集まっている。「指値オペ」が通知されれば、改めて円売り材料となりそうだ。高値更新が続くドル/円相場の次の上値ターゲットとして1ドル=125円が視野に入っている。仮に週末を前にした持ち高調整が入っても大きく下押しする展開にはならないだろう。

注目の経済指標

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注目のイベント

f:id:gaitamesk:20220325075128p:plain※時間は日本時間での表示になります。
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