目次
▼10日(月)の為替相場
(1):豪住宅建設許可 予想上回る
(2):ユーロ圏失業率 予想通り
(3):欧州株下落 円買い強まる
(4):米10年債利回り 2年ぶりに1.80%台へ
(5):指名承認公聴会 原稿公開
▼ドル/円の見通し:114.80-115.00円は下値のメド
10日(月)の為替相場
期間:10日(月)午前7時00分~11日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):豪住宅建設許可 予想上回る
豪11月住宅建設許可件数は前月比+3.6%と予想(+3.0%)を上回る伸びとなった。
(2):ユーロ圏失業率 予想通り
ユーロ圏11月失業率は7.2%と予想通りに前月(7.3%)から低下した。
(3):欧州株下落 円買い強まる
内外の長期金利上昇を嫌気して欧州株が下落する中、円買いが強まった。対欧州通貨を中心にドルも買われたが、ドル/円はクロス円の下落が重しとなり軟化した。
(4):米10年債利回り 2年ぶりに1.80%台へ
米10年債利回りが2年ぶりに1.80%台へと上昇するなど、FRBの利上げペース加速が意識される中、NYダウ平均は一時600ドル近く下落。ドル/円はクロス円の下落に連れて115.04円前後まで下値を切り下げた。
(5):指名承認公聴会 原稿公開
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が11日に上院銀行委員会で行う指名承認公聴会の原稿が公開された。原稿によると、議長は「経済と力強い労働市場を支えるとともに、インフレ高進が定着するのを防ぐため、我々は手段を活用する」などと証言する見通し。
10日(月)の株・債券・商品市場
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本日の見通し
ドル/円の見通し:114.80-115.00円は下値のメド
昨日のドル/円は1週間ぶり安値へと続落。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの加速が意識される中、米長期金利は上昇したものの、一時3日以来の115.04円前後まで下落するなど軟調だった。ドルは対欧州通貨を中心に上昇したが、欧米株の不安定な値動きが続く中で円はそれ以上に強かった。円売りに傾いた投機筋の持ち高調整がドル/円の下げを主導したと見られる。ただ、年始の水準まで下落した事で、そうした持ち高調整の動きは概ね一巡したとも考えられる。
心理的節目の115.00円前後および20日移動平均線が通る114.80円前後は下値のメドとして意識されそうだ。材料面では、米上院で行われるパウエルFRB議長の再任指名公聴会に注目。事前に公表された原稿によれば、高インフレの定着阻止に向けた決意が示される見通しだ。質疑応答で、利上げペースに関してどこまで突っ込んだ発言があるか注目したい。
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