豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・消費者物価指数は前年比+2.1%(トリム平均)と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・「オミクロン株」への警戒感は残る。12月26日の新規感染者数は約9,630人と2日連続9,000人台。だが、豪政府は行動制限を導入しない方針。
・12月16日の豪雇用統計は36.61万人増と歴史的な増加幅。
・北京オリンピックの外交的ボイコット、ウイグル強制労働防止法案など米中関係の悪化懸念。
・欧州の天然ガス価格がロシアからの供給懸念で上昇中。原油価格をはじめとしたエネルギー価格に影響。
・オミクロン株に対する警戒感が後退する中で、リスクオンの動きとなり円、米ドルが売られる。
・27、28日はボクシングデーで豪は祝日休場
今日のメインシナリオ
本日は世界的に材料難。
本日はボクシングデーで英連邦勢(豪、NZ、英、カナダなど)が祝日休場。主要な経済指標の発表予定もない。週末に相場に影響しそうな大きな材料もなかった。そのため、年末ムードも強まりつつある東京時間では動意に欠けることとなりそう。海外時間も前述のとおり英国勢が不在のため、NY時間に動きが出るかどうか。オミクロン株関連のニュースやトルコリラ関連ニュースに進展があれば材料となりそう。
個別の想定シナリオ
■英連邦勢が祝日休場+週末に材料なし+年末
⇒東京勢は材料がなければ動きたくない
⇒NY勢が来るまでは動意薄
⇒豪ドル円も方向感が出にくい
チャート分析
注目材料
オミクロン株に関する新情報
ウクライナ情勢
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では短期的には豪ドル円は上昇示唆、豪ドル米ドルも上昇示唆が増えてきた。豪ドル円のRSIは8時台に買いサインが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
英連邦はボクシングデーで本日祝日。クリスマス休暇を楽しみたいところだが、豪では連日1万人近い新規感染者が出ている。感染者数が増加しても経済を止めない「With Covid」に政策を変更したので予想されていたことだが、感染者数がピークを迎えるまでは政策の再転換もあり得る(感染拡大が酷すぎれば)ので、可能性だけは頭に残しておきたい。
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