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「明日はスーパーサーズデイ!どれだけタカ派に傾斜しているか注目!」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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明日は、スーパーサーズデイ(英中銀の政策金利・MPC議事録・四半期インフレレポートを同時に発表する日)です。議事録も同時に提示される英中銀(BOE)ですから、ベイリー総裁も含みを持たすことなく語ってくれることでしょう(笑)。タカ派に多少傾いたと取られるような発言があれば、ポンド買いが起こる可能性があります。

個人的にはこれを期待した買いポジションを持っており、もうこのままBOEを迎えようと考えているぐらいです。

ということで、BOEにて利上げ投票券を持つボードメンバーをご紹介します。

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出所:https://fx.minkabu.jp/references/board_members

9人のメンバーがいらっしゃるのですが、つい先日、最もタカ派だったホールデンさんが辞任となりまして、今回は8人での会合になるようです。 よって、今の所、全員ハト派が既定路線のメンバーばかりです。

しかしながらですが、6−7月の発言を確認しておりましたところ、インフレ懸念や想定しているよりも早くテーパリングに着手する可能性について、言及を始めたメンバーもチラホラ出てきております。ラムズデン副総裁は、直近、テーパリング前倒し発言をされた1人です。その他、ベイリー総裁もCPIの予想を上振れていることを認めた発言をされておりましたし、サンダース委員もハト派ながら、インフレの急上昇には懸念を表明されておりました。

為替市場で、単独通貨が最も大きく上昇する局面のうちの一つで、実際の利上げより、量的緩和の終了(テーパリング)の示唆、利上げの示唆の方が市場ではサプライズになりやすく、今回のBOEはその可能性もわずかに秘めている状況です。 よって、前回のコラムでもポンドドルの上昇を狙った分析をご紹介させて頂いた魂胆があります。

ということで今週は、夢と希望を全力で乗せたポンドドルチャート分析からいきたいと思います。
※完全ポジショントークですので、ご注意ください(笑)

目次

▼ポンドドル日足分析
▼買い手と売り手が一巡中?
▼三角持ち合い形成中、米雇用統計前ポジション整理か?

ポンドドル日足分析

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5月下旬、まだ新型コロナウイルスのインド型デルタ株が英国で流行する前の高値が1.4250付近でした。その後、感染が拡大し、ポンドは下落へ。しかしながら、感染者は拡大するものの、致死率は直近データで0.25%前後にまで落ち込んだ英国では、ロックダウン解除、経済が通常に戻って2週間、という状況です。これにて、消費爆発、経済急回復の思惑もあり、この10日営業日ほど、大きく上昇が続いた状況でした。

当コラムでも何度かポンド買いの推奨をさせて頂いていたのですが、その上昇に勢いがありすぎて、全て指値注文が空振りされていた状況です。方向は当たっていたのですが、ちょっと勢いがありすぎました(笑)。仕方なく、つい先日、ようやくポジションを作れた状況です。

4時間足で詳細を分析していきましょう。

買い手と売り手が一巡中?

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4時間足です。1.3885~1.3905にサポートラインが引きやすいいくつかのポイントがあったのですが、現状、その水準で何度か止められたパターンとなっております。 また4時間足ベースで1.39を挟んだ展開が少し長引いています。これは、BOEもあることでしょうし、この上昇トレンドで一部利食いや一旦の手仕舞いが出ていると予想します。つまり、売り手と買い手が循環一巡していると予想します。

これはいい兆候です。グッドファンダが出れば、また、すんなり上昇トレンド再開しやすいタイミングですので、明日のBOEが思惑通りとなれば、ここで一度売り抜けた投資家が再度買いで入ってくる可能性があります。僕は1.39からロングポジションを作りました。買い手側に回った格好ですが、これが吉と出るか、凶と出るか、明日次第です。今週はファンダメンタルズに絞ったトレードでご紹介しておりますので、悪しからず。

もう一つ、ユーロドルもご紹介しておきます。

三角持ち合い形成中、米雇用統計前ポジション整理か?

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ユーロドル4時間足です。 こちらはエリオット波動でいう、第4波を形成途中でしょうか?またはc波の入り口でしょうか?

個人的には、1.18からロングポジションを持っておりますので、前者であることを願っております(笑) ユーロドルも先週の続きです。
先週のコラム:https://www.gaitame.com/media/entry/2021/07/28/140000

ドル買いポジションの調整売りを狙ったトレードでしたが、今の所、思惑通り、上昇を演じました。一時1.19まで乗せる場面もありましたが、現在は1.1870近辺です。三角持ち合いを形成中でしょうか。米7月雇用統計前ということもあって、徐々にポジション整理が出てきているのでしょう。ポンドドルと同じくして、直近の上昇トレンドに対した一部の利食いが上値を重くしているように考えます。

個人的には先週末、僕も1.1880で利食いをしておりまして、残りのポジションをスイングしている格好です。 米7月雇用統計も基本的にこのまま迎えようかな、と思います。 ストップは1.1800(建値フリー)、ターゲットは先日のコラム通り変わらず1.1945付近でイメージをしております。

最後に、先週のコラムの続きになっておりますので、ポジションをホールドしてトレードして望んでいる前提の記事となっております。これから重要経済指標2つを乗り越えることになりますので、資金管理には十分ご注意ください。参考までに記載させて頂くと、現状は2通貨ペア合わせてレバレッジ1倍程度になっております。

このリスクレベルで勝負していることをご認識の上、ご参考頂ければ幸いです。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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