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【負け慣れが最強の武器】FX億トレーダーひろぴーの勝率40%FX論! なぜ勝とうとすると資金を失うのか|わらふぢなるおの投資家なるよ #21 2026年2月13日

FXトレードで成功するためには、高い勝率を目指すべき――多くの投資家がそう考えていますが、実はこれが大きな落とし穴になっている可能性があります。今回は、FXのプロトレーダー・ひろぴー氏に、勝率と収益の関係について詳しくお話を伺いました。

【必見!】ひろぴー氏の解説動画

はじめに:FXの魅力とは

ひろぴー氏によると、FXの魅力は「意外にも安定している」点だといいます。爆発的な利益というよりも、一定の期間で勝てるシーズンにタイミングよくレバレッジをかけて収益化することが大きなコツとのこと。

また、FXには以下のようなメリットがあります。

・レバレッジを活用できる
・買いからも売りからも入れる(相場の上げ下げどちらでも利益を狙える)
・経済の知識が身につく

特に注目すべきは、「FXトレーダーは何をやらせてもうまい」というひろぴー氏の言葉です。FXで勝てる力を身につければ、株やビットコインなど他の投資でも応用が効くというのです。

高勝率の罠:なぜ勝ちすぎると危険なのか

ここからが本題です。多くの投資家は勝率90%以上を目指しますが、ひろぴー氏は「勝率が高すぎるのは良くない」と断言します。

その理由は、人間の心理にあります。高勝率のトレードを続けていると、いざ負ける局面で正しい判断ができなくなってしまうのです。勝ち続けることで「自分は絶対に勝てる」というテンションになり、メンタルコントロールを失ってしまいます。

最適な勝率は40%台前半!その科学的根拠

ひろぴー氏が推奨する勝率は、なんと40%台前半です。これはアメリカの研究でも証明されており、ヘッジファンドでも43~44%程度が最も長く安定して資産を増やせるという結果が出ています。

例えば、100万円が半年後に200万円になったとします。勝率100%で達成した場合と勝率40%で達成した場合を比べると、後者の方が心理的に落ち着いた状態を保てるのです。勝ったり負けたりしながら徐々にお金が増えていくという感覚が、メンタルの安定につながります。

勝率40%でも利益を出す具体的な戦略

勝率を低く保ちながら利益を出すには、「小さく負けて大きく勝つ」戦略が重要です。以下に具体例を示します。

【例1】

・6回負ける:1回1,200円の損失 → -7,200円
・4回勝つ:1回3,000円の利益 → +12,000円
・トータル:+4,800円の利益

【例2】

・7回負ける:1回1,200円の損失 → -8,400円
・3回勝つ:1回3,000円の利益 → +9,000円
・トータル:+600円の利益

損切りの条件を少し厳しくして、利益確定の位置を広げることで、勝率を40%程度に調整します。この方法なら、負けることに慣れながらも着実に資産を増やせるとひろぴー氏は語っています。

勝率40%戦略の3つのメリット

1. メンタルが安定する

勝ったり負けたりを繰り返すことで、ハイテンションになることを防ぎ、冷静な判断を保てます。神経経済学の研究によると、大きく儲けた時の投資家の脳は、ギャンブル中毒者と同じような症状を示すそうです。

2. 大チャンスを逃さない

メンタルが安定していると、本当に大きなチャンスが来た時に、利益確定をさらに外して大きく伸ばす判断ができます。大相場に乗りやすくなるのです。

3. 損切り能力が向上する

負けることに慣れると、「損切り」という特殊能力が身につきます。的確に負けを認めて撤退できるようになれば、致命的な損失を避けられます。さらに上級者になると、負けるタイミングが分かるようになり、ポジションをひっくり返す判断もできるようになります。

FXでやってはいけない5つの行動

1. 損切り位置を決めずにエントリーする

負ける位置や損失額を決めずにエントリーするのは危険です。必ず撤退時期を計画してからポジションを取りましょう。

2. ナンピンしすぎる

ナンピンとは、ポジションを取った後に相場が逆行したため、無計画に追加でポジションを取ることです。ひろぴー氏は「ナンピンは絶対にしない」と断言しています。

3. 余計な情報や新しいスキルを学びすぎる

勝てるようになってきたら、自分のスタイルを信じて磨きをかけることが大切です。コロコロと手法やルールを変えていると、永遠に勝てるようになりません。

4. レバレッジ管理をルーズにする

ボラティリティが高い時期は、エントリーロットを減らして対応しましょう。損切り幅を広げるなら、その分ロットを落とすことで同じリスクに調整できます。

5. 利益が出ても出金しない

複利運用には落とし穴があります。10%勝って10%負けると、実はマイナスになってしまうのです(110万円から10%減ると99万円)。定期的に利益を出金し、単利と複利をうまく組み合わせることが重要です。

まとめ:勝つために負けることを学ぶ

ひろぴー氏が提唱する勝率40%戦略は、一見すると逆説的に見えるかもしれません。しかし、「負けることに慣れる」ことで損切り能力が向上し、メンタルが安定し、結果的に長期的な利益につながるのです。

高勝率を目指すのではなく、「小さく負けて大きく勝つ」戦略で、安定した収益を目指してみてはいかがでしょうか。

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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