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ドル・円は底堅い値動きか、欧州通貨売りや米FOMCハト派後退で

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は底堅い値動きか、欧州通貨売りや米FOMCハト派後退で」

16日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。ユーロ圏の低調な経済指標で、欧州通貨売り・ドル買いの見通し。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加緩和は織り込み済みで、ハト派姿勢が後退すればドル買いを強めそうだ。

足元で発表された米経済指標は強弱まちまちだが、前日はNY連銀製造業景気指数が予想に反して弱い内容となりドル売り材料となった。新型コロナウイルスのワクチンの普及に期待が高まる半面、感染拡大に伴う大都市での制限強化で先行きの景気減速への懸念が根強い。本日アジア市場でもその流れが受け継がれ、ドル安基調に振れやすい地合いが続く。ユーロ・ドルは1.21ドル台で底堅く推移し、ドルを下押し。また、日経平均株価や上海総合指数の伸び悩みを意識した円買いも観測され、ドル・円は103円半ばに沈んだ。

この後の海外市場は重要経済指標と米金融政策が手がかり。夕方以降のユーロ圏のPMIはロックダウン(都市封鎖)の影響で低調な内容が見込まれ、欧州通貨売り・ドル買いに振れやすくドル・円は下げづらい展開となりそうだ。一方、米小売売上高はマイナスに落ち込むとみられ、個人消費の低迷で先行きを警戒したドル売りを誘発しよう。ただし、連邦準備制度理事会(FRB)のFOMCでの追加緩和はすでに織り込まれ、一段のドル売りは抑制されるだろう。逆に、ワクチン開発などでFOMCのハト派姿勢が弱まれば、ドルは買い戻しが予想される。

通貨別分析

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