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ドル・円は下げ渋りか、ドル売り圧力継続も雇用情勢に思惑

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、ドル売り圧力継続も雇用情勢に思惑」

3日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の一段の緩和姿勢への観測から、ドル売り基調が続く見通し。ただ、明日の雇用統計発表を控え新規失業保険申請件数が改善すれば、ドル売りを抑制しそうだ。

FRBは完全雇用を実現するため、長期的な金融緩和で物価の安定を目指す。インフレ率が一時的に2%超となる可能性もあるが、それを容認する新たな政策決定プロセスを導入する見通し。来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を前にフォワードガイダンス強化や量的緩和の拡大の観測が高まっていることから、目下ドル売りに振れやすい地合いが続く。ただ、足元はユーロなど他の主要通貨の下落により、ドルの下げは抑制される。本日のアジア市場でもユーロ・ドルのじり安推移を受け、ドル・円は106円前半で底堅く推移している。

この後の海外市場では、欧米の経済指標とユーロの値動きが注視される。ユーロ圏の小売売上高は前回から伸びが鈍化するとみられ、ユーロ・ドルは1.20ドル付近からの利益確定売りに押される展開がさらに続けば、ドル・円を小幅に押し上げよう。一方、米国の新規失業保険申請件数は前回から減少が見込まれ、明日の雇用統計の改善に思惑が広がれば早期回復期待からドルは買い戻しが想定される。ただ、ISM非製造業景況指数が低調なら株安に振れやすく、ドルは106円台を維持しても107円回復を目指す展開にはなりにくいだろう。

通貨別分析

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