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ドル・円は伸び悩みか、米FRBの慎重姿勢堅持でドル買い抑制

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、米FRBの慎重姿勢堅持でドル買い抑制」

29日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。中国の新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念は一服し、やや円売りに振れる見通し。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は先行きに慎重姿勢を崩さず、ドル買いを抑制しそうだ。

報道によると、新型コロナウイルスの感染被害に関し、中国国内で死者は29日午前の時点で26人増加するなど広がりをみせている。ただ、中国政府の対応に期待が高まるなか、金融市場ではこの問題への懸念はいったん収束。前日のNY株式市場でダウなど主要3指数の反発を受け、本日アジア市場は日経平均株価が前日終値を100円超上回り、日本株高を好感した円売りが主要通貨をやや押し上げた。午前中に発表された豪消費者物価指数の底堅い内容で豪ドル・円が強含み、クロス円をけん引したこともドル・円の上昇を支援したようだ。

この後の海外市場で、中国のウイルス被害への警戒が和らげば、安全通貨のドルや円、スイスフランの売りが先行しよう。一方、FRBは連邦公開市場委員会(FOMC)での討議を踏まえ政策金利を据え置く公算。足元の経済指標では製造業の弱さが目立つが、住宅関連は堅調を維持。今晩の会合後の声明では雇用情勢の安定など国内経済を前向きに評価しそうだ。ただ、新型ウイルスの感染状況や先行きへの影響などを考慮し、目先の金融政策の変更には否定的なトーンをにじませるだろう。パウエル議長の慎重な発言はドル買いを抑制しそうだ。

通貨別分析

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