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ドル・円は下げ渋りか、中国ウイルスや中東に懸念も株価にらみ

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、中国ウイルスや中東に懸念も株価にらみ」

27日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。中国のウイルス感染拡大や中東の緊張で、引き続きリスク回避の円買いに振れやすい見通し。ただ、米国企業の好業績が目立ち、本格化する決算発表を前に株安が一服すればドル売りを抑えそうだ。

中国当局によると、新型コロナウイルスの感染被害が広がりをみせ、27日午前の時点で感染者・死者の数が増加している。それを受け中国経済に先行き不透明感が急速に強まっており、リスク回避的な円買いが続く。加えて、イラクの米軍施設に対しイランのミサイル攻撃で米国とイランの緊張が高まるとの観測から地政学リスクを意識した円買いを誘発。本日のアジア市場は中国などが旧正月に伴う休場だが、日経平均株価が前週末比で一時500円超安となり日本株安を背景とした円買いでドル・円は108円後半に売り込まれる場面もあった。

この後の欧米市場でも、引き続き中国のウイルス問題の行方が注目され、被害の拡大が示されれば円買い先行となりそうだ。また、中東情勢に関連しトランプ政権は経済制裁を継続する方針を示しており、イラン側の対応が材料視されよう。一方で、安全通貨買いの流れで、ドルは対円で下げづらい面もある。実際、本日は108円台後半に下落後、短期間で109円台に戻しており、底堅さが目立つ。また、米企業決算ではIT関連の好業績が続き、明日のアップルが注目される。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測後退とともにドル売りを抑える要因となろう。

通貨別分析

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