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ドル・円は伸び悩みか、米中摩擦解消への期待継続も米金融政策にらみ

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、米中摩擦解消への期待継続も米金融政策にらみ」

12日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米中貿易協議の先行き不透明感は根強いものの、摩擦解消への期待感は継続する見通し。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の金融政策に関する慎重な見解はドル買いを抑制しそうだ。

引き続き米中貿易協議の行方が焦点となっている。両国がこれまで発動した関税を今後段階的に撤廃するとの中国側の発表をトランプ政権が否定したことで、先行きの不透明感が残る。トランプ米大統領は前週末、協議の進展に言及し米国にとって適切な内容でなければ合意を受け入れないとの強気な姿勢を示した。また、激化する香港デモも米中協議に影響を与えかねず、警戒感は根強いようだ。本日のアジア市場でドル・円はドルの主要通貨に対する買い戻しで小幅に値を上げたが、具体的な買い材料は乏しく109円台前半で上値の重さが目立った。

この後の海外市場でも、上値は重そうだ。米中の摩擦解消に向けた動きに変わりはなく、リスクオフのムードは後退する見通し。ただ、本日発表のドイツZEW景気期待指数の大幅改善が好感され、ユーロ・ドルの買いが強まればドル・円を下押しする見通し。また、前回並みの内容が予想される明日の米消費者物価指数(CPI)を見極めようと、積極的なドル買いは入りづらい。一方、明日のパウエルFRB議長の発言が注目されるなか、前回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに賛成したクラリダFRB副議長が慎重姿勢を示せばドル買いは入りづらい地合いとなろう。トランプ大統領のNYエコノミッククラブでの講演も注目(警戒)されよう。

通貨別分析

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