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FX/為替「ドル/円今日の見通し|インフレ鈍化示唆も下値は限定的 160円試しとなるか」 外為どっとコム トゥデイ 2026年8月14日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年8月14日8時10分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼13日(木)の為替相場
(1):「政府、早期利上げ支持」報道
(2):英4-6月期GDP 伸びが鈍化
(3):米PPI 伸びが鈍化

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:米小売次第で160円を試す動き/ ▼注目の経済指標・イベント

13日(木)の為替相場

期間:13日(木)午前6時10分~14日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):「政府、早期利上げ支持」報道

ブルームバーグは、「政府が日米協調の為替介入の効果を維持する観点から早期の利上げを支持しており、日本銀行は9月か10月に開催する金融政策決定会合での政策金利引き上げを視野に入れている」と複数の関係者の話として報じた。

(2):英4-6月期GDP 伸びが鈍化

英4-6月期国内総生産(GDP)・速報値は前期比+0.4%と予想通りに1-3月期の+0.6%から伸びが鈍化した。個人消費は堅調だったが政府支出が減少した。英7月GDPは前月比+0.3%と予想(-0.1%)に反してプラス成長となった。英7月鉱工業生産は前月比-0.2%(予想+0.1%)、同貿易収支は230.07億ポンドの赤字(予想204.00億ポンドの赤字)だった。

(3):米PPI 伸びが鈍化

米7月生産者物価指数(PPI)は前年比+4.7%と市場予想(+4.9%)を下回り、前月(+5.5%)から伸びが鈍化した。食品とエネルギーを除いたコアPPIは前年比+4.2%と前月(+4.7%)から鈍化したものの、市場予想(+4.1%)は上回った。同時に発表された米新規失業保険申請件数は前週比0.9万件増の20.9万件と市場予想(20.2万件)を上回った。ただ、4週平均の申請件数は前週時点から増減なしの19.9万件だった。

13日(木)の株・債券・商品市場

日経平均: 68308.59 △784.53

豪ASX: 9188.494 ▼20.884

上海総合: 3926.965 ▼19.710

英FT: 10772.67 ▼60.48

独DAX: 26299.74 ▼31.33

NYダウ: 53839.99 △69.72

日10年債: 2.885 △0.028

豪10年債: 4.9907 ▼0.0340

英10年債: 4.953 ▼0.017

独10年債: 3.131 ▼0.029

米2年債: 4.1424 ▼0.0587

米10年債: 4.6427 ▼0.0498

NY原油: 81.25 ▼2.02

NY金: 4420.40 ▼47.10

 

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.800 ~ 160.200

ユーロ/円: 183.200 ~ 184.400

ポンド/円: 214.300 ~ 215.900

豪ドル/円: 112.200 ~ 113.100

ドル/円の見通し:米小売次第で160円を試す動き

昨日のドル/円は終値ベースでは10銭未満の小幅高で取引を終えた。米7月生産者物価指数(PPI)は前月から伸びが鈍化したことで連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が後退したものの、ドルの下落は限定的だった。ドル/円は159.02円前後まで弱含む場面もあったが、159円台半ばへと切り返した。なお、昨日は「政府が日銀の利上げを支持する姿勢」との報道も伝わったが、市場はすでに日銀の9月利上げを8割近く織り込んでおり影響は限定的だった。市場の焦点は日銀は「利上げのペース」、FRBは「利上げの時期」となっている。本日は米7月小売売上高の発表が予定されている。米国のインフレ指標はインフレ減速の兆しを示したが、堅調な消費行動はインフレ反発の可能性を示唆することから注目が集まる。市場予想を上回る強い結果となれば、節目となる160円を試す動きとなりそうだ。

注目の経済指標・イベント

08/14 (金)
18:00   (ユーロ圏) 4-6月期GDP・改定値
21:30 ◎ (米) 7月小売売上高
23:00 〇 (米) 8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

 
nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。