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来週の為替予想(ユーロ/円 ポンド/円) 「上昇トレンド転換?戻り売り狙いで」ハロンズ FX 2026/2/28 #外為ドキッ

 

執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人
執筆日時 2026年2月27日 17時30分

上昇トレンド転換?戻り売り狙いで

ユーロ/円・ポンド/円は伸び悩む

ユーロ/円とポンド/円はともに買いが先行したものの、対ドルで方向感が出にくい状況が続き、次第に上値が重くなりました。ユーロ/円は184.767円、ポンド/円は212.112円までレンジ上限を広げましたが、円安進行への警戒感も根強く、高値圏では円買い戻しが出て、ユーロ/円は183円後半、ポンド/円は210円割れまで押し戻されました。

(各レート水準は執筆時点のもの)

材料難で動きづらいが、下押しを警戒

■ユーロの見通し

ユーロ円は、日本とユーロ圏の金利差がユーロ買いの下支えとなる一方、ECBの利下げ開始時期を巡る思惑が上値を抑える構図が続いています。金利要因が相反する形で作用しており、方向感が出にくい状態です。
来週はユーロ圏のインフレ指標(CPI)とECBメンバーの発言が焦点となります。インフレが予想を上回れば、サービスインフレの粘着性や賃金上昇圧力が意識され、利下げ観測が後退し、ユーロ円は186円台を試す可能性があります。逆に弱い結果なら、早期利下げ観測が強まり、金利差縮小を織り込む形で181円台前半まで調整が進む展開も考えられます。
ユーロ円は金利差主導の通貨ペアであるため、短期的には「ユーロ圏インフレ → ECBの利下げ時期観測 → ユーロ円」という流れで振れやすい局面が続きそうです。

 

■ポンドの見通し

ポンド円は210円台を中心に推移しており、英国の利下げ観測、日英金利差による円売り、スターマー政権の支持率低下などが交錯する展開です。来週は英国のPMIに加え、3日の春季予算案が注目材料となります。
指標が強い、あるいは財政赤字見通しが改善すればポンド買いが入りやすくなります。一方、弱い指標や財政赤字の改善が限定的であれば、英中銀の利下げ期待が強まり、ポンドの上値は重くなる可能性があります。対円では、日銀要人の発言やトランプ米大統領の動向にも注意が必要です。

ユーロ/円とポンド/円(テクニカル分析)

ユーロ/円:20日線の支持線が機能すれば・・・

昨年5月から続いた急角度の上昇チャネル(赤帯)を下抜け、調整局面に入っています。現在は新たな下降チャネル(青帯)が形成され、かつてのサポートラインがレジスタンスに転じたことで上値の重さが意識されています。
20日移動平均線を上回って推移している点は底堅さを示しますが、戻り売り圧力も強く、簡単には上抜けしにくい状況です。185.20〜185.50円で上値を抑えられるようなら、181.00円方向への下値模索が強まるのではないかと見ています。

 

■ポンド/円:徐々に上値の抵抗増すか
ポンド円は慎重な見方が必要です。2月4日の高値214.998円を起点とした調整下落に対し、その後の反発はフィボナッチ61.8%戻し(212.03円付近)で一巡した可能性が高いと見ています。足元ではじりじりと上値を切り下げており、戻り売り優勢の展開で207.00円の再トライがメインシナリオです。
一方、上方向の分岐点は209.50円です。この水準を維持できれば短期的なショートカバーが入り、213.50円付近までの反発も視野に入ります。目先は209.50円を守れるか、割り込んで207.00円を目指すかが焦点と考えています。

【ユーロ/円チャート 日足】

ユーロ

出典:外為どっとコム「TradingViewチャート」
予想レンジ:EUR/JPY:181.000-186.000

【ポンド/円チャート 日足】

ポンド円日足(外為どっとコム)

出典:外為どっとコム「TradingViewチャート」
予想レンジ:GBP/JPY:207.500-213.500

2026年3月2日~3月6日の重要経済指標・イベントスケジュール

 

3月2日(月)

  • 10:30 日本:氷見野日銀副総裁、発言
  • 18:00 ユーロ圏:2月 製造業PMI(改定値)
  • 18:30 イギリス:2月 製造業PMI(改定値)
  • 23:00 ユーロ圏:ラガルドECB総裁、発言
  • 23:45 アメリカ:2月 製造業PMI(改定値)
  • 翌00:00 アメリカ:2月 ISM製造業景況指数

3月3日(火)

  • 08:30 日本:1月 完全失業率・有効求人倍率
  • 19:00 ユーロ圏:1月 消費者物価指数
  • 23:55 アメリカ:NY連銀総裁、発言
  • 翌01:55 アメリカ:ミネアポリス連銀総裁、発言

3月4日(水)

  • 18:00 ユーロ圏:2月 サービス部門PMI(改定値)
  • 18:30 イギリス:2月 サービス部門PMI(改定値)
  • 22:15 アメリカ:2月 ADP雇用統計(金曜の雇用統計の前哨戦)
  • 23:45 アメリカ:2月 サービス業PMI(改定値)
  • 翌00:00 アメリカ:2月 ISM非製造業景況指数
  • 翌04:00 イベント:米地区連銀経済報告(ベージュブック)公表

3月5日(木)

  • 連合、26年春闘での要求集計結果
  • 中国、全国人民代表大会開幕
  • 19:00 ユーロ圏:1月 小売売上高
  • 22:30 アメリカ:週次 新規失業保険申請件数
  • 22:30 アメリカ:10-12月期 四半期非農業部門労働生産性(確定値)
  • 翌02:00 ユーロ圏:ラガルドECB総裁、発言

3月6日(金)

  • 08:30 日本:1月 毎月勤労統計調査(実質賃金・現金給与総額)
  • 22:30 アメリカ:2月 雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)※一週間で最大の注目イベント
  • 23:30 アメリカ:1月小売売上高
  • 翌03:30 アメリカ:クリーブランド連銀総裁、発言

 

外為どっとコム「経済指標カレンダー」


一言コメント

さすがに6万円までは距離がありますが、相場は材料ひとつで空気が変わるもの。焦らず、でも期待は持って見ていきたいところです。

 
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