【ドル/円】反発余地が限られる可能性。144円を割り込んで終えた場合は一段の下落へ。
直近の日足は、先週末のNY市場の流れを受けて、東京市場で前日足から大きく下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに陽線で切り返しています。上値余地を探る動きが強まると見られますが、上値を切り下げる流れに変わりないことや、直近の陽線が上昇エネルギーの強いものではないため、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。
145.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、146.20-30の抵抗をクリアして146.50超えで終えれば7/11に付けた161.76を基点として上値を急角度で切り下げて来た流れから抜け出して、上値余地が拡がり易くなりあます。この場合でも週足の形状がまだ弱く、149.40-50の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。
ドル買いはもう1日様子見か144.00-10で軽く買って143.70で浅めに撤退です。売りは145.10-20で戻り売り。損切りは145.60で一旦撤退です。
日足の上値抵抗は145.20-30,145.90-00、146.20-30に、下値抵抗は143.90-00,143.00-10,142.30-40にあります。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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