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ドル/円 今週の見通し「ついに140円割れが視野に…日銀会合次第で大荒れの展開か」2023/12/18

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

目次

 

今日のドル円 トレードシナリオ

テクニカル分析で環境認識

①週足:5週連続で陰線・・・ドル/円は5週連続で陰線となり、高値から約11円下落する動きを見せました。26週移動平均線を上値抵抗に下落すると重要な下値支持と見ていた145円を明確に下抜けしました。そうしたことから下落優位な状況が続いています。目先は52週線や1月安値と3月安値を起点として上昇トレンドラインが位置する140.00円付近が意識されそうです。仮に下抜けた場合は138.00円を試す展開も考えられます。

ドル/円 週足チャート

トレード方針:日銀金融政策決定会合次第

②相場展開の予想・・・19日の日銀金融政策決定会合発表次第で140円割れを視野に入れるか、買い戻しが入り145円突破できるかが注目です。相場の流れから基本は売り目線ですので、上昇した場合は戻り売りポイントを待った方がいいかと思われます。そのポイントとしては、来年1月会合でのマイナス金利解除の可能性があるかどうかでしょう。

③トレードタイミング・・・戻り売りポイントは、50銭刻みの水準が上値抵抗になりやすく、反落すれば戻り売りのタイミングとなりそうです。特にフィボナッチリトレースメントが重なる145.00円、146.50円、147.50円付近は注目です。

ドル/円 4時間足 ネオチャート(図1)

ドル/円 外為注文情報(図2)
https://www.gaitame.com/markets/order/

注目経済指標・イベント

④ポイント解説・・・今週の注目ポイントは、18-19日の日銀金融政策決定会合です。観測報道などを受けて市場のマイナス金利解除観測は後退していますが、声明の文言を一部修正してマイナス金利解除の地ならしを行うとの見方がくすぶっているため要注目です。また、2024年1月会合で解除されるとの思惑も少なからずあります。声明や植田日銀総裁の記者会見からマイナス金利解除の時期を探れるかが焦点となりそうです。

12/19☆日銀金融政策決定会合
12/19☆植田日銀総裁記者会見
12/19◎ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
12/20◎日本11月貿易収支
12/20◎米12月消費者信頼感指数
12/21◎米7-9月期GDP・確定値
12/21☆米新規失業保険申請件数
12/22◎日本11月消費者物価指数
12/22☆日銀金融政策決定会合議事録
12/22◎米11月耐久財受注
12/22☆米11月PCEデフレーター
12/22◎米11月新築住宅販売件数
☆特に重要 ◎重要

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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