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豪ドル/円 今日の見通し「豪貿易収支は改善を示せるか?オーストラリアドル相場への影響は?」2023/12/7

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は続落。来年は世界的な景気減速による原油の需要が低下するとの見方が売り材料となり、7月上旬以来の70ドル割れとなった。終値は前日比-2.94ドルの1バレル=69.38ドル(12月6日)。

・12月5日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

・11月29日に発表された豪10月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%となり豪州のインフレは前月(+5.6%)から大幅に鈍化した。
10月25日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+5.4%となり、前四半期(+6.0%)から鈍化した。

・11月16日発表の豪10月雇用統計は、雇用者数が市場予想(2.40万人増)を大幅に上回る5.50万人の増加だった。失業率は3.7%へ上昇、労働参加率は67.0%へ上昇した。

今日のメインシナリオは

豪貿易収支は改善を示せるか?オーストラリアドル相場への影響は?

本日は豪10月貿易収支が発表される。
豪州の9月貿易収支は67.86億豪ドルの黒字で市場予想(95億豪ドル)や前月(101.61億豪ドル)を下回った。これは豪ドル安による輸入価格の上昇も一因として考えられる。この観点から見ると豪州の輸入額は10月も高止まりしそうだ。他方で、豪州の貿易収支は10月の発表(8月分)からサービスの貿易統計の公表を中止、四半期毎の公表となった。そのため、豪10月貿易収支の結果が豪ドル相場へ及ぼす影響は小さいものと見ている。
本日は中国11月貿易収支も発表される。中国経済の停滞が懸念されているなかで、対豪州貿易の内容に注目したい。

この先の個別相場変動

■豪10月貿易収支で黒字額が減少している
⇒豪ドル安の影響もある
⇒サービス部門の貿易収支は発表されない
⇒豪ドルへの影響は軽微

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

豪10月貿易収支
中国11月貿易収支
日米株価指数動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドルは曇り空に雨がぱらつく。3時に豪ドル/円と豪ドル/米ドルのRSIで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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