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豪ドル/円 今日の見通し「中国の景気動向に注目!対円では底堅い?」2023/7/5

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・7月4日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.10%で据え置きとなった。

・NY原油先物市場は米国が独立記念日で祝日のため休場(7月4日)。

・6月28日に発表された豪5月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+5.6%となり、前月の+6.8%からインフレは鈍化。4月26日に発表された豪1-3月期CPIは前年比+7.0%となり、前四半期(+7.8%)から鈍化した。

・豪5月雇用統計が発表され、雇用者数は市場予想(1.75万人増)を大きく上回る7.59万人の増加だった。失業率は3.6%へ低下、労働参加率は過去最高となる66.9%となった(6月15日)。

今日のメインシナリオは

中国の景気動向に注目!対円では底堅い?

本日は中国6月財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。先週発表された、中国6月非製造業PMI(国家統計局が集計)は53.2で昨年12月以来の低水準だった。民間部門の財新サービス業PMIも低下していれば、中国経済の停滞懸念が強まることになりそうだ。そうなれば、中国と交易関係の強い豪ドルは売りで反応することになるだろう。
他方でRBAは昨日の理事会で政策金利こそ据え置きとしたが、今後の利上げの可能性を残した。主要国では日銀だけが金融緩和政策をとり続けているため、対円では豪ドルの下値は限定的になるのではないだろうか。

この先の個別相場変動

■中国6月財新サービス業PMIが予想を下回る
⇒中国経済低迷懸念が強まる
⇒豪州は中国と交易関係が強い
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

中国6月財新サービス業PMI
中国と米国の株価動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドルは曇り。5時に豪ドル/円のストキャスティクスとRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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