ドル円午前の為替予想、米債務上限問題、合意至らず!年初来高値更新も上値重い 2023/5/24


午前の為替予想は… 年初来高値更新も伸び悩む 米債務上限交渉は一進一退

作成日時 :2023年5月24日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

137.800-139.300円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は年初来高値を更新したものの伸び悩んだ。6月の利上げ停止観測が後退する中、米長期金利の上昇を受けて半年ぶりに138.90円前後まで上昇した。
しかし、債務上限引き上げを巡るホワイトハウスと共和党の協議に進展が見られなかったことで米国株が軟化すると138円台前半へと押し戻された。終値は前日比ほぼ横ばいの138.59円前後だった。

米債務上限問題については、米財務省が6月1日にも政府資金が底をつくと試算していることに対し、共和党から懐疑的な見方が出るなど、与野党対立の根は深い。交渉決裂で債務不履行(デフォルト)という最悪のシナリオは回避されるとしても、2011年と同様に土壇場の決着になる可能性が高そうだ。本日中の交渉妥結は考えにくく、ドル/円は仮に139円台に乗せても大幅に上伸する公算は小さいだろう。一方、土壇場決着への期待が残るうちはドルの下値は堅そうで137円台のサポートは維持されよう。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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