米CPI後に対ドルでの中南米通貨買い強まる=メキシコペソ
ドルメキシコペソはドル売りペソ高の動きとなった。米CPI後にドル売りが強まり、中南米通貨全般に買いが入った。米CPIの結果を受けて6月の追加利上げ期待が後退、金利差縮小期待が後退する形で、ドル安中南米通貨高となった形。ブラジルの鉱工業生産の好結果や、同国中銀がストレスチェックの結果金融安定性に問題なしとしたことによるレアル買いの動きからの中南米通貨全般の買いにつながった。
ドルペソは1ドル=17.76ペソ前後から17.55ペソ前後へ下げ、安値圏推移。
対円では円買いとペソ買いが交錯、上下に振れる展開。ややペソ買い優勢で7円61円前後から7円65銭前後を付けている。
USDMXN 17.556 MXNJPY 7.648
（配信：みんかぶFx 2023/5/11（木） 7:28）
物価統計弱めも、元安は限定的=中国人民元
10時半に発表された中国消費者物価指数・生産者物価指数は、市場予想を下回る弱い結果となった。最も相場への影響は限定的。中国当局が金融政策姿勢を変えるような水準ではなく、影響は小さいものとなっている。このところの元安傾向もあり、若干のドル高元安であるが、値動きは落ち着いている。
対円では米CPI後の円高基調に押され、19円55銭前後から19円31銭まで元安円高となっている。
CNYJPY 19.327
（配信：みんかぶFx 2023/5/11（木） 10:47）
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