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ドル・円は下げ渋りか、今週の米CPIを見極め

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、今週の米CPIを見極め」
 9日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。日本銀行による緩和修正の思惑から、円買い圧力が続く。一方、米国の過度なインフレ懸念は後退しているが、今週発表の消費者物価指数(CPI)を見極めようとドルは売りづらい地合いとみる。
 6日に発表された米雇用統計のうち平均時給の伸びが比較的大きく鈍化し、連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め方針を緩めるとの観測が浮上。その後の12月ISM非製造業景況感指数も予想外に弱く、長期金利の低下を背景にドル売り優勢に。低調な経済指標を受けユーロ・ドルは1.06台半ばに浮上し、ドル・円は132円まで値を下げる場面があった。週明けアジア市場は東京の休場で薄商いのなか、おおむねその流れが続いた。
 この後の海外市場は米インフレがテーマ。米雇用統計で賃金インフレの上昇圧力がピークアウトし、FRBが今後引き締めペースを緩めるとの観測が広がりやすい。12日発表の消費者物価指数(CPI)は前年比+6.5%、コア指数は+5.7%と、それぞれ前回実績から鈍化し、インフレ懸念は弱まる公算。それに伴い、長期金利も先安観が広がる可能性があろう。ただ、ドルはCPIをにらみ、下げづらい展開となりそうだ。

通貨別分析

 

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