この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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メキシコペソ上目線、11月11日の中銀金融政策では大幅利上げ継続
動画要旨
【メキシコ中銀金融政策】
日本時間11月11日、午前4時にメキシコ中銀が政策金利を発表します。 9月会合では、3会合連続の0.75%利上げを実施し、政策金利は9.25%へ引き上げられました。タカ派姿勢が続く米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに追随した格好です。今回も、その傾向が続くのかどうか注目されます。
【メキシコ中銀金融政策を見る上でのポイントは3つ】
1つ目は、メキシコ経済は7-9月期に成長が加速したほか、失業率も低水準が続いています。加えて、製造業の景況感も底打ち傾向が期待できるほか、インフレ率は高水準であるため、今月も0.75%利上げが確実視されています。タカ派スタンスは継続しそうです。
2つ目は、利上げにより消費者マインドは低下基調なほか、設備投資の減速も考えられ、成長ペースは今後、緩む可能性はあります。
3つ目は、9月の声明では、22年10-12月期にインフレ率が8.6%付近でピークを迎えるとの見通しが示されていましたが、この見通しが後ずれするようなら、今後も大幅利上げが継続する一方、見通しが変わらなければ利上げサイクルがそろそろ終盤に差し掛かるとの観測を高めるかもしれません。
ただ、インフレ率が中銀のインフレ目標値の4%へ戻るのは2024年1-3月期とみられるため、金利は長期間、高水準が維持されることになりそうです。
【結果とドル/円の反応】
メキシコ中銀金融政策
TEAMハロンズとしては、米国の利上げペース鈍化観測はあるものの、メキシコのインフレ傾向が継続していることから、①をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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