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ドル・円は上げ渋りか、欧州リスクでドル選好も145円付近で攻防

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は上げ渋りか、欧州リスクでドル選好も145円付近で攻防」
 30日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。ユーロ圏や英国のリスク要因への警戒感が続き、ドル選好地合いとなる見通し。ただ、政府・日銀による先の為替介入の効果で、145円付近は警戒感から円売りは抑制されそうだ。
 今週急激に下落したユーロやポンドが巻き戻され、29日の取引では月末のフローが絡み欧州通貨の買い戻し・ドル売りに振れた。その影響でドル・円は144円後半から前半に失速したが、売り一巡後は下げ渋る展開。本日アジア市場は米10年債利回りがやや持ち直しており、緩やかなドル買いに振れた。全般的に欧州発のリスク要因が意識されやすく、安全通貨のドルと円が買われた。ドル・円は日米金利差により上昇基調を維持する。
 この後の海外市場は引き続き欧州発のリスクが警戒される。特に、英トラス政権による減税主体の経済政策への懸念は根強く、ポンドへの下押し圧力は弱まっていない。また、ユーロ圏はインフレ高進で金融引き締めが期待される半面、景気の先行きを不安視したユーロ売りが見込まれるため、ドル・円はドル選好地合いで押し上げられる。ただ、政府・日銀は前週、145円後半で為替介入に踏み切り、145円付近では円売り縮小で攻防が予想される。



通貨別分析

 

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