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FX/為替3分早わかり「1㌦146円へ再出発、急減速後の動向注視-米国8月個人消費支出(PCE)デフレーター」2022年9月30日

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。

1㌦146円へ再出発、急減速後の動向注視-米国8月個人消費支出(PCE)デフレーター

動画要旨

【米国8月個人消費支出(PCE)デフレーター】

9月30日、21時30分に米国の商務省から、8月個人消費支出(PCE)デフレーターが発表されます。9月FOMCでは、0.75%利上げされましたが、インフレ抑制は不十分との認識も示され、FRBのタカ派姿勢に変化はありませんでした。今回のPCEデフレーターがFRBの見通しを裏付ける証拠となるか注目されます。

【米国8月個人消費支出(PCE)デフレーターを見る上でのポイントは3つ】

米国8月個人消費支出(PCE)デフレーターのポイント1

1つ目は、7月は燃料、衣料品、航空運賃が下げてインフレ圧力の緩和が示されました。FRBが積極的な利上げを縮小する余地が生じる可能性が市場の一部で浮上しました。

2つ目は、インフレ後退は限定的となる可能性がある点です。9月13日に先行して発表された米労働省の8月、消費者物価統計は予想ほどインフレが低下せず、高止まり警戒感が強まりました。

3つ目は、価格転嫁の継続です。チャートの青いラインは、賃金・給与の伸びを示していますが、再び加速し始める兆候が見られるなど、所得増加の傾向は続いています。

そのため、企業側は労働コストの上昇分を商品価格へ転嫁する動きを、今後も続けていきそうです。市場では、インフレが定着するのではとの懸念がくすぶっています。

【結果とドル/円の反応】

米国8月個人消費支出(PCE)デフレーター

米国8月個人消費支出(PCE)デフレーターの結果と反応
TEAMハロンズとしては、8月の消費者物価指数が予想外に上昇したほか、賃金の上昇傾向が続いているため、②をメインシナリオと考えます。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

本日のYoutube配信URL(21:00開始)

Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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