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FX/為替予想「ロウRBA総裁がタカ派的発言をすれば豪ドル/円は100円を目指す!?7年振り高値圏で上値目途が少ない」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/9/8

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、為替情報発信中!

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は、世界的な景気減速懸念や中国のゼロ・コロナ政策による原油需要減などへの警戒感が強く、1バレル=81ドル台まで大幅に値を下げた(9月7日)。

・9月6日のRBA理事会で政策金利は市場予想通り0.50%の利上げが発表された。政策金利を2.35%とした。声明内容に大きな変更はなく、次回以降も大幅利上げの可能性は残した。

・7月分の豪雇用者数は4.09万人減と予想の2.5万人増を大幅に下回る。失業率は3.4%まで低下、労働参加率は66.4%(前月66.8%)へ低下した(8月18日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調さを維持している(8月17日)。

・7月27日発表の豪2022年4-6月期消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

今日のメインシナリオ

ロウRBA総裁がタカ派的発言をすれば豪ドル/円は100円を目指す!?7年振り高値圏で上値目途が少ない

本日は豪7月貿易収支が発表される。ここのところ、5月、6月と2カ月連続で過去最高の貿易黒字を更新している。7月は中国のロックダウン等の影響から輸出が減少している予想となっているが、貿易黒字の大幅な減少がなければ豪ドルへのネガティブな影響は限定的となりそうだ。
12:05にはロウRBA総裁の講演が予定されている。RBAは9月6日の理事会で市場の予想通り0.50%の利上げを決定した。しかし、次回以降の利上げに関しては「データ次第」と示している。6日の声明では若干だがタカ派に傾いたと捉えられる文言の追加があった。市場は次回以降の利上げ幅やペースに関するヒントを探しており、ロウ総裁の発言に注目が集まっている。もちろんデータ次第とはなるが、大幅利上げの継続の可能性や、年末に想定される政策金利(8月時点では約3%)の上方修正の可能性が示されれば、豪ドルは買われることとなりそうだ。

個別の想定シナリオ

■ロウ総裁の発言がタカ派的と捉えられる
⇒RBAの大幅な利上げ継続の思惑強まる
⇒豪ドル/円は買われる

チャート分析

今後の注目材料

10:30 豪7月貿易収支
12:05 ロウRBA総裁、講演

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドルは曇り。8時に豪ドル/円のRSI、豪ドル/米ドルのボリンジャーバンドとRSIで売りシグナル点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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