FX/為替「米雇用統計前は様子見？世界的株安が豪ドルの上値を抑える」短期トレード即効チャージ！豪ドル　2022/2/4

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

今日の豪ドルトレードシナリオ

ここまでの相場

・豪2021年第4四半期消費者物価指数は前年比+2.6%（トリム平均）と豪中銀（RBA）の目標レンジ（2～3%）の中央値を突破。

・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。（現状2.2%）次回発表は2月23日。

・2月3日の豪州での新型コロナ新規感染者数は約36,840人。１月24日以降じりじりと再増加傾向。

・12月分の豪雇用者数は6.48万人増と歴史的な増加を見せた11月分からは減少したものの、堅調な結果。失業率は4.2%と2008年8月以来13年ぶりの低水準。

・ウクライナ情勢は「いつロシアの攻撃が始まってもおかしくない状況」。欧米中心に警戒感が強まっている。

・2月1日のRBA理事会で量的緩和を2月10日を最後に終了、近い将来の利上げは示唆せず。

・1月31日～2月6日中国は旧正月で連休。

・WTI原油価格2014年10月以来の1バレル=90ドル乗せ。

今日のメインシナリオ

米雇用統計前は様子見？世界的株安が豪ドルの上値を抑える

①ユーロ、英国の中央銀行がタカ派に傾斜したことで対欧州通貨での米ドル売り、
②米債上昇による円売り。この2つの影響が強く、欧米株が下落したにも関わらず豪ドル円は82円台まで上値を伸ばしている。今夜に米雇用統計を控えて徐々に様子見ムードが強くなりそうだが、日経平均が崩れると豪ドルを中心に調整売りが入るのではないか。豪独自の材料としては東京時間に発表されるRBA四半期金融政策報告となる。オミクロン株の影響はあるものの、インフレが加速する豪経済の今後の見通しを公表するため、市場ではRBAの利上げ開始時期へのヒントを探すこととなりそうだ。ウクライナ情勢には引き続き警戒が必要。

個別の想定シナリオ

■米雇用統計前の調整
⇒前日に大きく売られた米ドル（対円以外）の買い戻し
⇒豪ドル/米ドルは下落
⇒米ドル/円は下落
⇒豪ドル/円も下落

■原油高を背景に資源高
⇒豪ドルにとって支援材料
⇒豪ドルの下落幅は限定的

チャート分析

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注目材料

RBA四半期金政策報告
ウクライナ情勢
日米株価動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がポツポツ、豪ドル/米ドルは晴れ間が覗く。豪ドル/円のボリンジャーバンドは5時に売りシグナル点灯。

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【情報提供：外為どっとコム】

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