ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡る不透明感は潜在的リスクとして残っている。
・ドイツを始めとした欧州各国で新型コロナウイルス第4波の感染が爆発中。
・米FOMCで米国はテーパリング加速を決定。22年に3回の利上げ示唆。
・英国内で「オミクロン株」感染者に初の死者。オミクロン感染者数は英国が世界最多。英経済の停滞懸念で16日のBOEでは利上げ見送りが優勢に。
・12月16日BOEは市場予想に反して0.15%の利上げ。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念。
今日のメインシナリオ
クリスマス前の持ち高調整?
昨日、BOEは0.15%の利上げを行い政策金利を0.25%に引き上げた。市場の約26%しか利上げ予想していなかった中での利上げだったため、当然市場の反応はサプライズのポンド買いが優勢となった。本日は英11月小売売上高が控えているものの、市場の反応は限定的となりそう。昨日までの主要各国の中銀金融政策でビッグイベントをこなした感はあり、しかも来週にはクリスマス休暇に入る市場参加者も多いため、あまり新規のポジションは持ちたくない。どちらかというと、指標の結果に関係なく、IMMの非商業ポジションで溜まっているポンドショートの解消(ポジション調整)がメインになるのではないでしょうか。個別の想定シナリオ
■BOEも利上げしたので、ポンドの持ち高調整
⇒対米ドルでのポンド買い戻し
⇒ポンド円は上昇
ただし調整のみ
⇒ポンド円の上昇幅も限られる
チャート分析
注目材料
英11月小売売上高
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円はどっちつかず、ポンド/ドルは売り示唆が多かった。ポンド/ドルのRSIは売りシグナルが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
予想外の利上げとなった今回のBOEだが、次回(2月3日)会合での追加利上げ予想は現時点で73.8%となっている。
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