豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・消費者物価指数は前年比+2.1%と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・「オミクロン株」への警戒感は残る。ニューサウスウェールズ州では1日の感染者数が1000人超え。(現時点ではロックダウンの可能性低)
・米国はテーパリングペース加速、22年に3回の利上げ示唆。(タカ派的)
・12月16日の豪雇用統計は36.61万人増と歴史的な増加幅。
・北京オリンピックの外交的ボイコット、ウイグル強制労働防止法案など米中関係の悪化懸念。
今日のメインシナリオ
豪雇用統計は大幅改善したものの…
昨日の豪雇用統計は雇用者数変化や失業率、労働参加率は市場予想を大幅に上回る強い結果に。雇用者数に至っては"過去最高値を記録"というおまけまでついた。ただ、豪に限らず過去の数字は強いものの、現在はオミクロン株の感染拡大による経済停滞への懸念が強まっており、資源国通貨の豪ドルは上値を伸ばせていない。また、米中関係悪化懸念も豪にとっては重し。本日の豪ドルも上値は重くなりそうだ。また、ホリデーシーズン前ということで欧米勢のポジション調整が入る可能性があることは頭に入れておきたい。個別の想定シナリオ
■オミクロン株の感染拡大による世界経済の停滞懸念
⇒資源需要の減速懸念
⇒資源国の豪ドルにとってはネガティブ材料
⇒豪ドル円の上値は重い
■米中関係悪化懸念
⇒中国と交易関係の強い豪ドルにはネガティブ要因
⇒豪ドルは売られやすい
■主要国の金融政策は正常化へ向かい始めている
⇒日本は引き続きハト派的金融政策の維持
⇒日本円は売られやすい
⇒豪ドル円の下値も限定的
チャート分析
注目材料
米国の「ウイグル強制労働防止法案」上下院可決(大統領に送付)に対する中国の反応
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」の豪ドル円、豪ドル米ドルともにマチマチ。短期間で一気に上げた反動も出ているようだ。
【情報提供:外為どっとコム】
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- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
1年の終わりクリスマスシーズンになると、気の早い欧米勢はポジションを閉じて休暇に入ります。そういう人は大抵「今年の利益も確定させたので、市場参加者の減るこの時期に無理してリスクを取る必要がない」人。彼らが帰ってきて本腰を入れてトレードを開始するのは29日当たりとなりそうです。
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