豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・消費者物価指数は前年比+2.1%と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・中国人民銀行、預金準備率引き下げ、外貨の預金準備率の引き上げ。金曜日には人民元の中心レート予想より安く設定し元高牽制。
・「オミクロン株」への過度の警戒感は後退。市場のメイントピックも米国のテーパリング加速や利上げ開始時期に移る。
・米消費者物価指数(CPI、前年比)は約39年ぶりの高水準を記録。ただし、前月比では鈍化の兆しも。(インフレはピークを付けた?)
今日のメインシナリオ
堅調な株価が豪ドルを支える?
注目されていた先週金曜日の米CPI(前年比)は、39年ぶりの高い水準の結果となったが、市場の予想の範囲内。前月比でみるとインフレ鈍化の兆しも見れたことから株価が上昇。本日もこの流れを引き継ぐと思われ、豪ドルは底堅い動きになりそうだ。ただ、米国で10日~11日にかけて起こった竜巻の影響も懸念されているため、上値も限定的か。個別の想定シナリオ
■米CPIでインフレ加速懸念が後退
⇒金曜日の米株価上昇
⇒東京などの株価は追随しそう
⇒豪ドル円も底堅い動きに
■米国の竜巻被害の影響懸念
⇒過度のリスクオンには傾きにくい
⇒株価の上昇するも、上値は限定的
⇒豪ドル円の上値も限定的
チャート分析
注目材料
米CPIの結果を受けた株価動向
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」の豪ドル円では上昇示唆が優勢。オシレーター系のRSIは買いサイン点灯!
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豪ドル ちょい足し情報
株価は上昇、様子見要因が混在しており方向感が見出しづらいが、今週は中銀WEEK。特に明日からの米FOMCを前に株価だけではなく、外国為替も動きにくい。米国のテーパリング加速や利上げ開始時期の前倒しなど期待値が徐々に高まっているということは、期待以上でなければ短期的にはドル売りとなりそう。
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