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FX「ドル買いと円買いが交錯」 外為トゥデイ 2021年11月22日号

外為トゥデイ

目次

▼19日(金)の為替相場
(1):本邦CPIは概ね予想通り
(2):英小売は予想を上回る伸び
(3):オーストリアでロックダウン
(4):FRB副議長がテーパリング加速を示唆

▼19日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:ドル買いと円買いに挟まれ動きづらい

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

19日(金)の為替相場

19日(金)の為替相場期間:19日(金)午前7時10分~20日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):本邦CPIは概ね予想通り

日本10月消費者物価指数は前年比+0.1%(予想+0.2%)。日銀が重視するコア指数(除生鮮食)も前年比+0.1%であった(予想+0.1%)。もっとも、ガソリンなどのエネルギー品目の値上がりが大きく、コアコア指数(除生鮮食・エネルギー)は前年比-0.7%と予想通りに低下した。

(2):英小売は予想を上回る伸び

英10月小売売上高は前月比+0.8%と予想(+0.5%)を上回る伸びとなった。自動車燃料を除いた売上高も前月比+1.6%と予想(+0.6%)を大幅に上回った。

(3):オーストリアでロックダウン

オーストリアは新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、完全なロックダウン(都市封鎖)を再導入する事になった。欧州経済の先行き不透明感から欧州株や原油価格が下落する中、ユーロ/円は下げ足を速めた。ユーロ/円が主導する形でドル/円や他のクロス円も下落した。

(4):FRB副議長がテーパリング加速を示唆

米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は、インフレには上振れリスクが存在し、経済は非常に力強く推移しているとした上で「12月の連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)のペース加速を巡り議論することがきわめて適切となる可能性がある」との認識を示した。なお、これより前にはウォラーFRB理事も「テーパリングのペースとゼロ金利政策からの脱却を速める必要があるかもしれない」と述べていた。

19日(金)の株・債券・商品市場

19日(金)の株・債券・商品市場

外為注文情報

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外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

本日の見通し

ドル/円の見通し:ドル買いと円買いに挟まれ動きづらい

19日のドル/円相場は終値ベースで約0.2%下落。欧州市場で114.54円前後まで強含んだものの、NY市場序盤には113.58円前後まで反落するなど不安定な値動きとなった。

オーストリアが新型コロナウイルスの感染再拡大によるロックダウン(都市封鎖)を導入した事でリスク回避の動きが強まった。ユーロ/円相場の下落と原油価格の大幅安がドル/円相場の重しになった。もっとも、米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長が、12月会合でテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)のペース加速を協議する可能性を示唆した事で2年債などの短めの米長期金利は上昇している。

本日のドル/円は、リスク回避の円買いと利上げ期待のドル買いが交錯しやすく、方向感が出にくい相場展開が続きそうだ。

注目の経済指標

注目の経済指標

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