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【FX】6/30 ドル円162円突破! 円安の要因は?? |為替市場ニュースの振り返り、今日の見通し

※ライブ配信終了後は、録画動画に切り替わります。

<前日(6/29)の振り返り>

    ・① 米・イラン情勢:25日にイランがホルムズ海峡通行の船舶を攻撃したことを発端に、週末を通じて米イランが報復攻撃の応酬。原油先物は上昇したものの、米メディアAxiosが「両国が攻撃を停止し30日に会談合意」と報じたため、影響は限定的。ドル円は小幅なドル高・円安で開始
    ・② 情報が錯綜:イラン側(タスニム通信・ガリバフ外相)が「今週の実務者協議の予定はない」とAxios報道を否定。一方トランプ大統領は「イランが会合を要求、明日ドーハで行う」とSNS投稿し、報道官もウィトコフ特使らのドーハ入りに言及。米イランで発言が食い違い、地政学リスクは後退せず(ドル買い要因)
    ・③ 米雇用見通し:NEC(国家経済会議)ハセット委員長が「雇用関連指標は再び強い雇用統計を示唆」と発言。FRBの政策期待が動き、ドル買い材料に
    ・④ FRBの独立性:米連邦最高裁が、クックFRB理事の住宅ローン疑惑を巡るトランプ大統領の即時解任申し立てを退ける。ロバーツ長官が金融政策の独立性を強調し、FRBの独立性は担保。高値警戒もあり一時小幅下落

<本日の見通し>

    ・政府が7月策定の「骨太の方針」で日銀の追加利上げを牽制との観測報道が、円先安感の背景
    ・日銀の利上げ期待が後退する一方、FRBは早ければ9月にも利上げ転換との見方が強まり、日米の金融政策期待の差からドル買い・円売りに
    ・
162円付近はオプション絡みの防戦売りが出やすいが、上抜けるとストップロスを巻き込んで上昇が加速しやすい。本日中の162円台定着もおかしくない
    ・東京時間の値動き:
木原官房長官が「円安の影響は総合的に見る必要」「いつでも必要に応じ適切に対応」と発言。ただし片山財務大臣の「断固たる措置」より弱めの表現で、市場は「まだ介入には余裕」と受け止め。161.98を上抜けると一気に162円を突破し162.24まで、その後162.38前後まで伸ばして利食いで反落

<介入論点>

    ・現時点では介入はまだ出にくいとの見方。4〜5月の介入直前に見られた緊張感(「24時間スマホを離さず」「最後の警告」級の発言)が今回は乏しく、片山財務大臣も「断固たる措置」止まりで前回から変化なし
    ・短期戦略:162.00割れで一旦損切り、162.05〜10を下値メドに短期回転。レートチェックや介入リスクに備えストップは必須。テクニカル上は4時間足の161.50〜53前後(26日安値)が第1の下値メド、次いで161円

<結論>

ドル円は約39年半ぶりに162円台へ乗せたが、その原動力は「円売り投機」よりも日米金融政策期待の差を背景としたドル高主導の流れ。政府が日銀の追加利上げを牽制するとの観測が円先安感を強め、当局の口先介入も「断固たる措置」止まりで緊張感に欠けるため、市場は上値を試しやすい地合い。IMM・顧客ポジションは円売り・ドル買いに大きく傾いており、いつ実弾介入が出てもおかしくない水準ではあるものの、発言トーンから直近の介入はまだ出にくいとの見方。当面は7月2日の米雇用統計を軸に、162円前後でのストップを置いた短期回転が現実的で、原油下落→インフレ収束→FRB利下げという流れが見えるまでは円安・ドル高基調が続きやすい

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