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「やはり資源国が強い!グローバルインフレ経済突入へ!」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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ドル/円を始め、豪ドル/円、ポンド/円、NZドル/円、カナダ/円など、ドルを除いては資源を持っている国の通貨が強いです。
新興国通貨では、ロシアルーブルと南ア・ランドも注目となってくるでしょう。

ただ、こういった相場は先進国通貨から上昇を牽引するものですから、今は、オセアニア通貨やカナダドルが良いように思えます。

そして今晩は米消費者物価指数(CPI)の発表です。直近の世界情勢を踏まえると、事前予想を大きく上回る可能性さえ、感じております。
事前予想は前年同月比で+5.3%です。CPIコアでは+4.0%ですが、いずれにも市場予想を上回ると個人的には予想します。
特にCPIコアのほうもこれからスピードをあげて上昇してくる可能性もあります。
その場合、米国は利上げ前倒しをせざるを得なくなってくるでしょう。
FRBが金融政策舵取りミスを犯し始めているのではないかとさえ個人的には考え始めました。

今週に入ってからドル/円・クロス円は急騰しておりますが、この勢いは簡単に止まらないのかも知れません。

目次

▼NZドル/円日足 下降トレンドラインを力強くブレイク!
▼NZドル/円 週足レベルでの高値予想
▼NZドル/円4時間足 浅い押し目を狙う
▼カナダドル/円4時間足 原油高で沸くカナダ?

▼NZドル/円日足 下降トレンドラインを力強くブレイク!

NZD/JPY日足

 先週に引き続き、NZドル/円(NZDJPY)の日足チャート分析から行います。

先日のコラムでお伝えした通り、NZチャートは下降トレンドラインを上方向にブレイクをしてきました。
個人的に読み違えたことは、ブレイクアウトの時期を1週間見誤ったことです。
今週までは、三角持ち合い中で値動きを演じ、上方向に抜けていくと考えておりましたが、月曜日から高値を大きく超えていってしまっている状況です。
もちろん、ポジションは持っているのですが、特に経済指標があったわけではないのにも関わらず、ドル/円、クロス円の上昇は驚きです。明らかにコモデティ高を意識した上昇トレンドではないかと考えます。

NZドル/円 週足レベルでの高値予想

NZD/JPY週足

そこで週足を用いて、少し距離の遠いレジスタンスを意識します。今年高値であった 80.20円前後は年内に超えていくイメージを個人的には持っております。
次なるターゲットは2017年頃の高値である83.86円です。
個人的には年内、この水準まで追い込む可能性も高いのではないかと考えます。
ニュージーランドはソフトコモデティを輸出する国ですが、燃料価格高はやがて飼料などの高騰につながります。またニュージーランド中銀は住宅バブルを抑えるため、利上げを開始しており、さらなる利上げも予想されております。
ニュージーランドはファンダメンタルズ的に条件が最も揃っているため、個人的にはこの通貨高に賭けたトレードを12月ごろまで意識していく予定です。

NZドル/円4時間足 浅い押し目を狙う

NZD/JPY4時間足

これらを踏まえた上で、4時間足の浅い押し目を検討したいと思います。
単純ですが、サポートラインからの追加の買いを意識しており、78.40付近、78.15付近の2つのサポートラインの買いから狙っていく算段です。
できたら米国のCPI発表前までにもう1つポジションを構築、ダメ元78.15付近でも1つオーダーを置いておく、そんなイメージでしょうか。短期で申し訳ないのですが、この2つのラインを意識したトレードを週半戦略として個人的には持っております。

カナダドル/円4時間足 原油高で沸くカナダ?

CAD/JPY4時間足

カナダドル/円4時間足分析に移ります。原油価格がついに80ドルに到達しました。今後の値動きとしては、2010-2012年代につけていた100−110ドル台の価格まで押し上げると予想します。
カナダ原油の大半はサンドオイルであり、原油価格が60-70ドルであれば採算があう油田が多いです。今回の原油価格上昇により、カナダ油田の大半が黒字収益としてこれから確保できるものとなります。
よって、カナダも追い風です。その恩恵を受けて直近は価格が上昇してきているものと考えます。
さて、浅い押し目をこちらも狙いますので、フィボナッチで引いた23.6%ラインから指値注文で対応していこうと考えます。
こういった勢いがありすぎるトレンドはそう簡単に38.2%や50.0%まで買い場を提供してくれません。
よってトレンドが強いときこそよくワークするのは23.6%押しです。
今週の戦略に限っては、90.40円付近に買指値注文を置いて様子をみたいと考えております。

いずれにしても資源高相場はもうしばらく続くでしょう。こういった資源国通貨のスイングトレードが年末まで楽しめるのではないかと個人的には予想しております。ご参考まで。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
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<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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