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FX「豪9月雇用統計に注目」注目の高金利通貨 豪ドル/円 10月13日号

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豪ドル/円(4時間足)

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※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・米債務上限ひとまず引き上げでリスクオン
☆原油高とともに豪ドル高
☆エネルギー高で円安進行
・インフレ懸念で株安

豪ドル/円は83円台を回復して3カ月ぶり高値へ上昇

6日には80円台半ばまで弱含む場面もありましたが、その後は一転して上昇。
7日には米上院が債務上限問題の一時的な引き上げで合意した事からリスクオンの動きとなり、81.60円台まで上昇しました。
8日には82円台を回復。
翌週11日には83円台を回復と、原油高とともに豪ドル高の流れが続きました。
資源高で日本の輸入企業の外貨支払いが膨らむとの観測から円安が進行した事も豪ドル/円相場を押し上げる大きな要因となり、12日には7月以来の高値となる83.80円前後まで続伸しました。
ただ、エネルギー価格の高騰でインフレが高進し、経済成長が鈍化するとの懸念から世界的に株価が下落する中、13日には83円台前半に押し戻されています。

注目ポイントは豪9月雇用統計

14日に豪9月雇用統計が発表されます。
市場予想は新規雇用者数が11.00万人減と2カ月連続で減少する見込みとなっています。
失業率も前月の4.5%から4.8%に上昇する見通しです。
豪州最大都市シドニーなどで行われていたロックダウン(都市封鎖)の影響で雇用情勢が悪化すると見られています。
ただ、豪中銀(RBA)は5日に発表した声明で、10月と11月のロックダウン緩和に先立って多くの企業が雇用を増やそうとしているとの認識を示しています。
このため、9月雇用統計の悪化は豪ドルにとって悪材料にはなりにくいと考えられます。
一方、9月雇用統計が「予想ほど弱くない」結果であれば、利上げ前倒し観測が浮上する可能性もありそうです。
なお、RBAは少なくとも2024年まで利上げは想定していないとしており、利上げのためには「労働市場が現在よりも大幅に高い賃金上昇を生み出すのに十分なほどタイトである必要がある」と表明しています。
このほか、資源国通貨である豪ドルは、引き続き原油などエネルギー価格の動向に左右されるでしょう。
現時点では、需要が高まる冬場に向けて原油価格の上昇が続くとの見方が一般的です。

来週までの豪ドル/円の見通し

予想レンジ
82.500~84.500円
基調
上値余地模索

来週までの注目ポイント

☆10/14 豪9月雇用統計
・10/19 RBA議事録
・国際商品価格 主要国株価

「為替チャート|豪ドル/円(AUDJPY)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析|豪ドル/円(AUDJPY)|60分足」はこちら 

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