▼USD/JPY バイデン氏勝利もブルーウェーブならず金融政策主体のドル安を予想。懸念はトランプ大統領の法廷闘争だがドル安継続か。予想レンジは100.800~105.930
▼EUR/USD 米大統領選をめぐりトランプ大統領が法廷闘争の可能性もあり、ドル安・ユーロ高基調か?予想レンジは1.1216~1.2534
▼EUR/JPY 中期移動平均線をゴールデンクロス。上昇を予想。予想レンジは120.110~125.380
▼AUD/JPY 中期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは72.970~77.110
▼GBP/JPY BREXIT交渉、新型コロナ感染拡大などで動きにくい状態。横ばいを予想。予想レンジは133.050~138.750
▼ZAR/JPY 多国間協調路線の民主党バイデン氏勝利で新興国通貨高。長期移動平均線をゴールデンクロス。予想レンジは6.440~6.790
▼TRY/JPY バイデン氏はエルドアン政権に批判的であり、トルコリラは一層買いにくい状況か。予想レンジは10.950~13.230
▼MXN/JPY メキシコと軋れきのあったトランプ大統領の敗北でメキシコペソは上昇。予想レンジは4.880~5.150
USD/JPY
USD/JPY 週足分析:バイデン氏勝利もブルーウェーブならず金融政策主体のドル安を予想。懸念はトランプ大統領の法廷闘争だがドル安継続か。予想レンジは100.800~105.930
・トランプ政権が発足してから長期的に下落基調・2016年12月の高値から引ける下降トレンドラインがレジスタンスライン
・先週のドル/円は大統領選挙の中間発表にともなって一進一退の攻防
・世論調査とは異なる予想外のトランプ大統領、共和党優勢のニュースが流れて、一時105円台まで買われる展開。その後じわじわと民主党が巻き返しドル安へ。結局103円台にまで下落し、大統領選挙の結果がわからないまま週末へ。日曜日にバイデン氏勝利が報道されるもトランプ氏は“法廷闘争も辞さず”と表明。
・今週の予想レンジは広め(終値±週足終値の2σ(26))100.80~105.93
USD/JPY 日足分析:トランプ大統領の法廷闘争の可能性もあり、ドルは買われにくい状況か
・先週のドル/円日足は大統領選開票直後、民主党優勢の世論調査とはまったく異なり、予想外の共和党優勢が伝えられるとドル高へ・四年前のサプライズ再来と予想されたことで、一時105円まで上昇するも、週後半には民主党優勢に転じたことで103円台まで下落。−2σラインをデッドクロスし売り継続か
USD/JPYサマリー
・バイデン氏勝利もブルーウェーブならず金融政策主体のドル安を予想。懸念材料はトランプ大統領の法廷闘争だがドル安継続か。予想レンジは100.800~105.930EUR/USD
EUR/USD 週足分析:米大統領選をめぐるトランプ大統領の法廷闘争の可能性があり、ドル安/ユーロ高基調か?予想レンジは1.122~1.253
・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東、東欧、アフリカで有事が起こった際には売られる傾向にある・2020年3月のFRB政策金利利下げにより米欧金利差が縮小しドル安トレンドへ
・先週のユーロドル週足はバイデン氏優勢でドル安になり、当選者が決まらないまま週末へ
・週末にバイデン氏勝利が報道されたことで、今週はユーロ高・ドル安の継続を予想
・今週の予想レンジは広め(終値±週足終値の2σ(26))1.1216~1.2534
EUR/USD 日足分析:5日連続ユーロ高で短期、中期線をゴールデンクロス。ドル安基調継続か
・先週のユーロ/ドルの日足は米大統領選の開票直後に共和党が優勢となったことで、ドル高となるものの、その後、民主党の巻き返しもありドル安へ・短期、中期線をゴールデンクロスして買いサイン点灯
EUR/USDサマリー
・米大統領選の投票方法をめぐりトランプ大統領が法廷闘争を仕掛ける可能性があり、ドル安・ユーロ高基調か?予想レンジは1.122~1.253EUR/JPY
EUR/JPY 週足分析:中期移動平均線をゴールデンクロス。上昇を予想。予想レンジは120.110~125.380
・先週のユーロ/円の週足はドルに対するユーロの強さが顕著となりユーロ高・円安へ・中期移動平均線をゴールデンクロスしており買サイン点灯
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))120.11~125.38
EUR/JPY 日足分析:長期移動平均線手前で反発。短期移動平均線のゴールデンクロスをトライ
・先週のユーロ/円の日足は−2σラインから上昇して−1σラインをゴールデンクロス・今週も短期移動平均線の上抜けを目指して上昇を予想
EUR/JPYサマリー
・中期移動平均線をゴールデンクロス。上昇を予想。予想レンジは120.110~125.380AUD/JPY
AUD/JPY 週足分析:中期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは72.970~77.110
・先週の豪ドル円の週足は短期移動平均線をゴールデンクロス・多国間協調路線のバイデン氏勝利によって米中関係改善の期待も高まり、豪ドルは買われやすい展開か
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))72.97~77.11
AUD/JPY 日足分析:短期移動平均線をゴールデンクロス。今週は横ばいか上昇を予想
・先週の豪ドル/円日足は−2σラインから大きく上昇し、短期移動平均線をゴールデンクロス・今週も上昇継続を予想
AUD/JPYサマリー
・中期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは72.970~77.110GBP/JPY
GBP/JPY 週足分析:BREXIT交渉、新型コロナ感染拡大などもあり、動きにくい状態。横ばいを予想。予想レンジは133.050~138.750
・先週のポンド/円の週足は中期移動平均線をゴールデンクロスしており買いサイン点灯・ただし、EUとのBREXIT交渉がまとまっておらず、また、新型コロナ感染者数も増加しており、横ばいを予想
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))133.05~138.75
GBP/JPY 日足分析:BREXIT交渉中ということで方向感の出にくい状況。今週も横ばいを予想
・先週のポンド/円の日足は中期移動平均線をゴールデンクロスするもバンド・スクイーズの状態・今週も横ばいを予想。BREXIT交渉のヘッドラインに注意
GBP/JPYサマリー
・BREXIT交渉、新型コロナ感染拡大などもあり、動きにくい状態。横ばいを予想。予想レンジは133.050~138.750ZAR/JPY
ZAR/JPY 週足分析:多国間協調路線の民主党バイデン氏の勝利で新興国通貨高。長期移動平均線をゴールデンクロス。予想レンジは6.440~6.790
・先週の南アランド/円の週足は他国間協調路線のバイデン氏優勢との結果を受けて大きく上昇・バイデン氏勝利が正式となれば、さらなる上昇を予想。トランプ大統領の法廷闘争などが懸念材料
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))6.44~6.79
ZAR/JPY 日足分析:他国間協調路線のバイデン氏の勝利で南アランド高が継続と予想。懸念はトランプ大統領の法廷闘争
・先週の南アランド/円の日足は5連騰・バイデン氏の勝利が確定すれば、今週もさらに上昇を予想
ZAR/JPYサマリー
・多国間協調路線の民主党バイデン氏の勝利で新興国通貨高。長期移動平均線をゴールデンクロス。予想レンジは6.440~6.790TRY/JPY
TRY/JPY 週足分析:バイデン氏はエルドアン政権に批判的であり、トルコリラは一層買いにくい状況か。予想レンジは10.950~13.230
・バイデン氏優勢の一報でトルコリラは大きく下落・他国間協調路線のバイデン氏だが、エルドアン政権には批判的であることが原因
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))10.95~13.23
TRY/JPY 日足分析:-2σラインをデッドクロスボリンジャーバンドは発散。売り加速か
・先週のトルコリラ/円の日足は−2σラインに沿って下落・今週も下落を予想
TRY/JPYサマリー
・バイデン氏はエルドアン政権に批判的でありトルコリラは一層買いにくい状況か。予想レンジは10.950~13.230MXN/JPY
MXN/JPY 週足分析:メキシコと軋れきのあったトランプ大統領の敗北で、メキシコペソは上昇。予想レンジは4.880~5.150
・先週のメキシコペソ/円はメキシコと軋れきのあるトランプ大統領の劣勢を受けて大きく上昇
・バイデン氏勝利が正式となれば、さらなる上昇を予想。トランプ大統領の法廷闘争などが懸念材料
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))4.88~5.15
MXN/JPY 日足分析:中期線が長期線をゴールデンクロス。トレンド転換の予兆
・先週のメキシコペソ/円の日足は5連騰
・バイデン氏の勝利が確定すれば、今週もさらに上昇を予想
MXN/JPYサマリー
・メキシコと軋れきのあったトランプ大統領の敗北でメキシコペソは上昇。予想レンジは4.880~5.150株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。