目次
▼24日(木)の為替相場
(1):アジア株軟調推移 クロス円下落
(2):独Ifo景況感 予想を僅かに下回る
(3):英財務相 今後の雇用対策案発表
(4):米失業申請 前週から増加
24日(木)の為替相場
期間:24日(木)午前6時10分~25日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):アジア株軟調推移 クロス円下落
前日の米株安を受けてアジア株が軟調に推移する中、豪ドル/円などのクロス円が下落。ドル/円も弱含んだが、豪ドル/米ドルなどのストレートドルでドルが買われた影響から下値は堅かった。
(2):独Ifo景況感 予想を僅かに下回る
独9月Ifo企業景況感指数は93.4と市場予想(93.8)を僅かに下回った。内訳の期待指数は97.7(予想:98.0)であった。
(3):英財務相 今後の雇用対策案発表
スナック英財務相は、賃金補助やローン延長などを柱とする今後6カ月間の雇用対策案を発表。しかし、同時に雇用喪失の悲劇はすでに起きているとの認識を示し「私は全ての企業を救うことはできないし、全ての雇用を守ることもできない」と発言したためポンドは一時下落した。
(4):米失業申請 前週から増加
米新規失業保険申請件数は87.0万件と予想(84.0万件)に反して前週(86.6万件)から増加した。一方、その後に発表された米8月新築住宅販売件数は年率換算101.1万件と予想(89.0万件)を上回った。ただ、いずれもドル/円の反応は限定的だった。
24日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報
ドル/円の見通し:
ポジション調整主体の動きに
昨日のドル/円は、主に105円台前半で小幅な値動き。海外市場で105.50円台に乗せる場面もあったが上値は伸びなかった。週末・月末・四半期末の接近で本日も動意は限られそうだ。欧州の新型コロナ感染第2波や、米国の追加経済対策協議など、不透明要素が多い事も様子見ムードを助長しやすい。
本日のドル/円は、ポジション調整主体の動きが見込まれ、105.00円付近ではドルショートの巻き戻しが下値を支える一方、105.50円以上では戻り売りが上値を抑える展開となりそうだ。
本日の注目イベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。