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ドル・円は上げ渋りか、米FOMC後は上昇も円売り縮小で失速

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は上げ渋りか、米FOMC後は上昇も円売り縮小で失速」

10日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)での議論の内容次第では、ドルの買い戻しが強まる見通し。ただ、中国の経済指標から早期景気回復期待を背景とした円売りは弱まり、ドル・円の上値を抑えそうだ。

米連邦準備制度理事会(FRB)が開催中のFOMCでイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)導入に関する思惑が広がる。5日に発表された雇用統計は予想外の大幅改善が示されたものの、週明け以降は長期金利の低下を手がかりにドル売りが進む。前日の取引で材料難のなか、ドルはユーロや円に対して弱含む値動きが目立った。また、本日アジア市場では中国の低調なインフレ指標が嫌気され、早期景気回復期待の円売りが後退し主要通貨を下押し。ドル・円は107円後半からじり安となり、107円前半まで下げる展開となった。

この後の海外市場では米国の消費者物価指数(CPI)とFOMCの政策決定が焦点。CPIは前回から横ばいとみられ、予想を大幅に下回らなければ先行きを懸念したドル売りは縮小しそうだ。一方、FOMCでは政策金利は据え置きの公算だが、回復期待を背景にYCC導入など追加景気刺激の思惑が後退すればドルは買い優勢となろう。NY株式市場ではナスダックが過去最高値を更新するなど強気相場となり、株高を手がかりとしたドル買いも想定される。ただ、低調な中国経済指標が円売りを抑制するとみられ、ドルの一段の上昇は見込みにくい。


通貨別分析

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