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ドル・円は上げ渋りか、英総選挙の結果にらみ警戒も

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は上げ渋りか、英総選挙の結果にらみ警戒も」

12日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)でのハト派姿勢で主要通貨がドルや円に対して堅調地合いとなる見通し。ただ、日本時間の明日早朝に大勢が判明する英総選挙をにらみ、根強い警戒が円売りを抑制しそうだ。

米連邦準備制度理事会(FRB)は10-11日に開催したFOMCで、市場の予想通り政策金利の据え置きを決めた。米国経済に関し緩やかなペースで拡大しているとしたものの、2020年に向け金利据え置きを示唆。それを受け、米国株は上昇した半面、米10年債利回りは低下し、ドル・円は長期金利に連動し値を下げた。本日のアジア市場もその流れを受け継ぎ、ドル・円は108円40銭台に弱含む場面もあった。ただ、その水準では国内勢が押し目買いを進め、108円60銭台に戻している。米株式先物や米10年債利回りの持ち直しも、ドルの買い戻しを支援する材料となったようだ。

この後の海外市場ではFRBの政策決定を消化する展開で、ドル買いは入りづらいだろう。また、新体制となった欧州中銀(ECB)理事会での政策方針が材料視される。ラガルド新総裁は先に議会証言で緩和的な政策を明言しており、ユーロも買いづらい見通し。一方、焦点の英総選挙は日本時間の明朝7時頃に大勢が判明する。これまでの情勢調査では与党・保守党が独過半数議席を獲得するとの思惑から、ポンド買いの基調が強まっている。ただ、2016年の欧州連合(EU)離脱を問う英国の国民投票は大方の予想を覆した経緯があり、過度なポンド買いは抑制されそうだ。

通貨別分析

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