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ドル・円は伸び悩みか、米FOMC控え政治圧力を意識も

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、米FOMC控え政治圧力を意識も」

13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。リスク要因の後退に伴う円売りの継続で、ドル・円は上昇方向に振れやすい。ただ、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)前にトランプ政権からの利下げ圧力が意識され、ドルの上昇は限定的となりそうだ。

前日の取引で注目された欧州中銀(ECB)理事会では、中銀預金金利の引き下げと資産買い入れ再開、フォワードガイダンス変更など、包括的な緩和策が打ち出された。ただ、量的緩和への反対意見がみられたことから追加緩和観測は後退、ユーロ・円が117円半ばから119円後半に大きく切り返し、ドル・円を押し上げた。本日のアジア市場で、ドル・円は一時108円26銭まで続伸。足元では、来月開催の米中貿易協議に向け中国の劉鶴副首相が協議の進展に意欲を示したほか、トランプ米大統領は暫定合意検討の可能性を示唆。それらを好感したリスク選好的な円売り地合が続く。

この後の海外市場でも、円売りがドルを含め主要通貨を押し上げる展開が予想される。市場の注目はECB理事会から来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移り、今晩発表の米小売売上高など経済指標への感応度が高まりそうだ。前日の消費者物価指数(CPI)が底堅い内容となったことから、FOMCでの大幅利下げ観測は遠のきややドル買いに振れやすい。半面、今晩の小売売上高は伸びが鈍化する見通しで目先はドル買いが弱まる可能性もあろう。一方、トランプ大統領はECBの金融緩和に関連しFRBの対応を批判。大幅利下げへの政治圧力が意識されれば、ドルは積極的には買いづらいだろう。

通貨別分析

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