
午前の為替予想は… ドル/円、GPIF巡る思惑で反落 原油動向に注目
作成日時 :2026年7月13日7時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
ドル円予想レンジ
161.300-162.700円
前日の振り返りとドル円予想
10日のドル/円は終値ベースで約0.4%下落。片山財務相が「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの年金基金による日本の年金資産投資を後押しする」と発言したことで円が買われ、一時161.28円前後まで下落した。もっとも、イラン情勢を巡る先行き不透明感や米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景に、背景にドルも買われたためドル/円が一方的に下落する展開には至らなかった。
週末には米国とイランが攻撃を応酬しており、週明けの本日はNY原油(WTI)先物価格が3%強上昇して取引を開始。外国為替市場ではドル買いが先行しており、ドル/円は162円付近での値動きとなっている。引き続きイラン情勢を巡る原油価格の動向がドル/円の値動きを左右する公算だ。なお、GPIFの運用方針変更については、実現性を疑問視する声もあるため、継続的な円買い材料にはならないだろう。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
