
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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『最新のドル/円相場を解説』
最新のマーケット情報まとめ
<日銀会合の振り返り>
・政策金利: 0.75%程度に据え置き(市場予想通り)
・賛成8・反対1: 反対は高田委員(従来からタカ派的な姿勢)
・展望レポート: 2026年度のインフレ見通しを小幅上方修正、2027年度は従来通り
<植田総裁の記者会見>
・具体的な利上げ時期への言及なし
・主な発言内容:
0.75%の利上げ後も金融環境は緩和した状態
基調的物価は平均的にまだ2%に距離がある
長期金利に関する機動的なオペ実施は「例外的な状況」との表現
ターミナルレート(中立金利)については具体的言及なし
<為替の動き>
・会見後、円安が進行し159円20銭台まで上昇
・その後約1.8円の急落(レートチェックの可能性が高い)
・片山財務相: レートチェックの有無に回答せず
・三村財務官: 為替介入かどうかの質問に「答えるつもりはない」
・市場の見方: 値幅から実弾介入ではなくレートチェック
・実弾介入の場合、過去例では3〜5円程度の下落の可能性
<ドル円相場の環境認識>
・日足チャート
上下にヒゲを伸ばし、方向感が定まっていない
20日移動平均線はまだ上向きだが、10日線が横向きに
RSI: 下向きだが50ラインは維持(上昇基調は継続)
上値の重さ: 159円40銭到達後、158円後半〜159円で停滞
・週足チャート
ダブルボトム、ネックライン(158円80銭付近)を終値ベースで突破できず
今週も突破できなければ2週連続の上ヒゲ→上値の重さが際立つ
RSI: 70ライン付近で高止まり、下向きになれば揺り戻しが出る可能性
<来週のFOMC注目ポイント>
・政策金利
4会合ぶりに据え置きの見通し(3.5〜3.75%)
Fed Watch: 95%が据え置きを織り込み済み
・パウエルFRB議長記者会見
労働市場に対する見解に変化はあるか?
前回のパウエル議長発言: 「労働市場に著しい下振れリスクがある」
<結論>
・為替介入警戒: レートチェック実施の可能性が高く、159円台では実弾介入への警戒が必要
・ドル円: 上昇基調は継続も、159円付近が重要な抵抗線
・FOMC: 政策金利据え置きはほぼ確実、労働市場への見解と今後の利下げペースに関するパウエル議長の発言が最大の注目点
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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」、ラジオ(ニッポン放送)でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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