【ドル/円】144円割れで終えた場合は一段のドル下落へ。147円台を回復すれば下値リスクがやや後退。
ドル/円は直近の日足が十文字の寄せ線に近い形の陽線で終え、続落を食い止めていますが、2手前の陰線が今年1月に付けた158.87を基点として上値を切り下げて来た流れに再び入り込んでおり、下値リスクがやや高い状態です。一方下値も、4/22に付けた139.89を直近安値として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインが144.40-50に位置しており、これを下抜けて終えない限り、反発に転ずる可能性を残していることから、144円台からの売りも慎重に臨む必要があります。
短期トレンドは147円台に乗せて終えれば再びこのトレンドラインを上抜けて下値リスクが軽減されますが、148.10-20の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。また、144円台を守り切れずに終えた場合は新たな下落リスクが生じて142.00前後にある強い抵抗をトライする動きが強まり易くなります。
ドル買いは144.10-20まで引きつけて。損切りは143.60で一旦撤退です。ドル売りは1日様子見か146.60-70の戻り待ちとします。損切りは147.20で撤退です。
日足の上値抵抗は146.30-40,146.70-80,147.40-50,147.70-80に、下値抵抗は144.40-50,144.00-10,143.70-80,143.00-10,142.50-60にあります。
© 2025オフィス フレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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