豪ドル/円今日の見通し「RBAは金利据え置き予想　注目は声明」2024/5/7

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆：外為どっとコム総合研究所　中村　勉

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

本日13:30 RBA政策金利発表！
・3月19日に豪準備銀行（RBA）は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

・NY原油先物市場は反発。ガザ地区を巡るイスラエルと武装組織ハマスとの間での停戦協議が難航していることが買い材料となった。終値は前営業日比+0.37ドルの1バレル=78.48ドル（5月6日）。

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・4月24日に発表された豪1‐3月期CPIは前年比+3.6%となり、前四半期（+4.1%）から鈍化したが市場予想（+3.5%）を上回った。同時に発表された豪3月月次消費者物価指数（CPI）は前年比+3.5%で前月（+3.4%）から上昇した。

・4月18日発表の豪3月雇用統計は、雇用者数が0.66万人の減少と市場予想（1.00万人増）を下回った。失業率は3.8％へ悪化（前回：3.7%）、労働参加率は66.6%だった。

今日の豪ドル(AUD)トレード　メインシナリオ

RBAは金利据え置き予想　注目は声明

本日はRBA理事会（金融政策会合）が開催される。市場予想では政策金利は4.35%で据え置きとなっている。注目は声明だ。4月24日に発表された豪1-3月期CPI（前年比）は+3.6%で前期（+4.1%）からは鈍化を示したものの市場予想（+3.5%）には届かなかった。また同時に発表された3月月次CPIは+3.5%と前月から加速していた。これらの結果を受けて、市場では「RBAの次の政策変更は利上げの可能性」との見方が浮上している。RBAは前回（3月19日）の理事会でタカ派的なバイアスをニュートラルに変更していた。今回はRBAのバイアスに再び変化があるかどうかに注目したい。

想定される個別シナリオ

■RBA声明が前回とほぼ変わらない
⇒RBAはニュートラルな姿勢を維持
⇒市場はRBAがタカ派的になると予想している
⇒市場の期待を裏切る
⇒豪ドルは売られる

豪ドル/円最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
RBA理事会

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに雨。24時に豪ドル/円のRSIと豪ドル/米ドルのストキャスティクス、RSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供：外為どっとコム】

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